C言語の配列へのポインタとは?基本構文とサンプルコードをわかりやすく解説
ポインタの基本
ポインタとは、別の変数のアドレス(メモリ上の場所)を格納するための変数です。変数にメモリが割り当てられると、ポインタはその変数のアドレスを指します。ポインタ変数の宣言には単項演算子「*」が使用され、これにより割り当てられたメモリのアドレスを扱えるようになります。配列へのポインタは、配列変数が占めるメモリブロックの先頭アドレスを指します。
配列ポインタの構文
配列ポインタは、次の構文で宣言します。
datatype *variable_name[size];
各要素の意味は以下のとおりです。
- datatype − int、char、float など、変数のデータ型を指定します。
- variable_name − ユーザーが自由に決められる変数名です。
- size − 配列変数のサイズ(要素数)です。
サンプルプログラム
以下は、配列ポインタの動作を確認するサンプルプログラムです。
コード例
#include <stdio.h>
int main () {
int *arr[3];
int *a;
printf( "配列ポインタ変数の値 : %d\n", arr);
printf( "ポインタ変数の値 : %d\n", &a);
return 0;
}実行結果
配列ポインタ変数の値 : 1481173888 ポインタ変数の値 : 1481173880
プログラムの解説
上記のプログラムでは、まず要素数3のポインタ配列 *arr と、整数型へのポインタ *a を宣言しています。
int *arr[3]; int *a;
続いて、printf関数を使って、それぞれのポインタが保持するアドレスの値を出力しています。
printf( "配列ポインタ変数の値 : %d\n", arr); printf( "ポインタ変数の値 : %d\n", &a);
実行結果に表示される数値は実行環境によって異なります。これは、メモリアドレスがOSやその時点のメモリの状態に応じて割り当てられるためです。
補足:ポインタの配列と配列へのポインタの違い
なお、int *arr[3] は厳密には「int型へのポインタを3つ格納する配列(ポインタ配列)」を表します。一方、いわゆる「配列へのポインタ」を宣言する場合は、int (*arr)[3] のように括弧を付けます。両者は見た目が似ていますが、意味がまったく異なるため、混同しないよう注意しましょう。
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