C言語の定数(const)とは?基本構文から種類・実行例まで徹底解説
定数(Constant)とは、一度値を定義するとプログラムの実行中にその値が一切変わらないものを指します。固定値を参照するために、変数を定数として宣言することができます。定数は「リテラル」と呼ばれることもあります。C言語では、const キーワードを使用して定数を定義します。
定数の基本構文
C言語で定数を宣言する際の基本的な構文は以下の通りです。
const 型 変数名; または const 型 *ポインタ変数名;
定数の主な種類
C言語で扱われる定数には、以下のような種類があります。
整数定数 … 例:1、0、34、4567
浮動小数点定数 … 例:0.0、156.89、23.456
8進数・16進数定数 … 例:16進数は 0x2a、0xaa など/8進数は 033、024 など
文字定数 … 例:'a'、'B'、'x'
文字列定数 … 例:"TutorialsPoint"
これらの定数の分類は、次のような図で整理できます。

サンプルコード①:定数を使った計算
以下は、定数の値を使って数値を計算するC言語プログラムです。
#include<stdio.h>
int main(){
const int number=45;
int value;
int data;
printf("enter the data:");
scanf("%d",&data);
value=number*data;
printf("The value is: %d",value);
return 0;
}実行結果
上記のプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
enter the data:20 The value of number is: 900
このプログラムでは、入力された値(20)に定数 number(45)を掛けた結果が表示されます。なお、もし const で宣言された number の値を変更しようとすると、コンパイルエラーが発生します。
サンプルコード②:定数を変更しようとした場合のエラー
次のプログラムは、const で宣言した定数の値を変更しようとしたときにエラーになる例です。
#include<stdio.h>
int main(){
const int number=45;
int data;
printf("enter the data:");
scanf("%d",&data);
number=number*data;
printf("The value of number is: %d",number);
return 0;
}実行結果
このプログラムを実行すると、次のようにエラーが出力されます。
error
このように、const キーワードで宣言された定数に対して代入を行うと、コンパイラによってエラーとして検出されます。これは、定数の値がプログラム実行中に不変であることを保証するための仕組みです。
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