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C#のDequeクラスとは?両端キューの仕組みと主なメソッドを解説


Dequeクラスとは

Deque(デック、Double-Ended Queue:両端キュー)クラスは、双方向リンクリストを使って要素のコレクションを実装したデータ構造です。双方向リンクリストは「先頭(front)」と「末尾(back)」の2つのノードを持っているため、Dequeの前後どちら側にも要素を追加できるのが特徴です。

通常のキュー(Queue)が一方の端から要素を追加し、もう一方の端から取り出すだけであるのに対し、Dequeクラスでは両端から要素の追加と削除が可能です。この柔軟性こそが、Dequeが「double-ended queue(両端キュー)」と呼ばれる理由です。

Dequeクラスの主なメソッド

Dequeクラスには、コレクションを操作するための以下のメソッドが用意されています。

Clear

コレクション内のすべての要素を削除し、空の状態にします。

Contains

指定したオブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを判定します。存在する場合はtrue、存在しない場合はfalseを返します。

ToArray

ToArray()メソッドを使用すると、コレクション内のすべての要素を配列にコピーできます。コレクションの内容を配列として扱いたい場合に便利です。

Synchronized

コレクションの同期された(スレッドセーフな)ラッパーを返します。マルチスレッド環境で複数のスレッドから安全にコレクションへアクセスしたい場合に利用します。

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