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C#で三角形の形に数値を表示する方法(パスカルの三角形の実装)

C#で数値を三角形の形に表示したい場合、まずは2次元配列を用意することから始めます。この記事では、有名な「パスカルの三角形」を例に、その実装方法をわかりやすく解説します。

手順1:2次元配列を宣言する

三角形の各段の数値を格納するために、2次元配列を宣言します。ここでは5行×5列の配列を使用します。

int[] a = new int[5, 5];

手順2:出力イメージを確認する

三角形として表示するには、各行の先頭に適切な空白(スペース)を挿入し、数値をピラミッド状に整える必要があります。最終的な出力は以下のようになります。

   1
  1 1
 1 2 1
1 3 3 1

手順3:ループ処理で三角形を構築する

ポイントは次の2つです。

  • 外側のループで行を制御し、内側のループで空白と数値を出力する
  • 各行の左端と右端(j == 0 または i == j の場合)には必ず 1 を設定し、それ以外の位置には「ひとつ上の行の同じ列」と「ひとつ上の行の左隣の列」の値を足した数を代入する

これがパスカルの三角形の基本的な性質です。実際のコードを見てみましょう。

サンプルコード

using System;

class Demo {
    public static void Main() {
        // 2次元配列を宣言
        int[] a = new int[5, 5];

        for (int i = 0; i < 5; i++) {
            // 先頭に空白を挿入して三角形の形を作る
            for (int k = 7; k > i; k--) {
                Console.Write(" ");
            }

            // 三角形の数値を出力するループ
            for (int j = 0; j <= i; j++) {
                if (j == 0 || i == j) {
                    // 左端・右端は必ず1
                    a[i, j] = 1;
                } else {
                    // 上の行の2つの値を足し合わせる
                    a[i, j] = a[i - 1, j] + a[i - 1, j - 1];
                }
                Console.Write(a[i, j] + " ");
            }
            Console.WriteLine();
        }
        Console.ReadLine();
    }
}

実行結果

上記のプログラムを実行すると、コンソールに次のような三角形が表示されます。

      1
     1 1
    1 2 1
   1 3 3 1

解説のポイント

  • 空白の出力: 内側の最初のループ(k)で、行番号が増えるごとに空白を1つずつ減らすことで、中央に寄った三角形の形状を実現しています。
  • 値の計算規則: 各段の両端は常に1になり、内部の数値は直上の2つの値の合計になります。これは二項係数(組み合わせの数)と一致します。
  • 応用: 配列サイズやループの上限値を変更すれば、より大きな三角形を簡単に描画できます。

このように、2次元配列と入れ子のループを組み合わせるだけで、C#でも美しい三角形パターンを簡単に出力できます。ぜひ実際にコードを動かして挙動を確かめてみてください。

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