C#のparams配列を使ってメソッドに可変長の引数を渡す方法
メソッドを宣言するとき、実際にいくつの引数が渡されるのか事前には分からないケースがあります。こうした場面で役立つのが、C#のparams配列(パラメーター配列)です。paramsキーワードを使えば、呼び出し側が任意の個数の引数を渡せる柔軟なメソッドを定義できます。
paramsキーワードの基本的な書き方
paramsキーワードは、以下のように配列型の仮引数の前に記述します。
public int AddElements(params int[] arr) {
}このように宣言されたメソッドは、int型の値をいくつでもカンマ区切りで受け取ることができます。
サンプルコード
次の例では、params配列を使って渡されたすべての整数の合計を計算しています。
using System;
namespace Program {
class ParamArray {
public int AddElements(params int[] arr) {
int sum = 0;
foreach (int i in arr) {
sum += i;
}
return sum;
}
}
class Demo {
static void Main(string[] args) {
ParamArray app = new ParamArray();
int sum = app.AddElements(300, 250, 350, 600, 120);
Console.WriteLine("The sum is: {0}", sum);
Console.ReadKey();
}
}
}実行結果
The sum is: 1620
上記のコードでは、AddElements(300, 250, 350, 600, 120) のように5つの整数を直接渡しています。これらの値は自動的に int[] 配列としてまとめられ、メソッド内では foreach ループで順番に処理されます。
paramsキーワードを使用する際の注意点
- 引数リストの最後に指定する: paramsパラメーターは、メソッドの仮引数リストの中で必ず最後に配置する必要があります。
- 1つのメソッドに1つだけ: paramsキーワードは、1つのメソッド宣言につき1回しか使用できません。
- 引数なしでも呼び出し可能: paramsパラメーターには、引数を一切渡さずにメソッドを呼び出すこともできます。その場合、空の配列が渡されたものとして扱われます。
- 配列をそのまま渡すことも可能: 個別の値だけでなく、あらかじめ作成した配列をそのまま引数として渡すこともできます。
このようにparams配列を活用することで、引数の数が不定となる処理(合計計算、文字列の連結、ログ出力など)をシンプルかつ読みやすいコードで実装できます。
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