C#のStringWriterとStringReaderとは?文字列の読み書き方法を解説
C#におけるStringWriterとStringReaderは、それぞれTextWriterとTextReaderクラスから派生したクラスです。これらを使うことで、メモリ上の文字列に対して効率的に読み書きを行うことができます。
StringWriterとは
StringWriterは、文字列バッファ(内部ではStringBuilder)へ情報を書き込むためのクラスです。TextWriterを実装しており、ファイルではなく文字列に対してテキストを出力したい場合に便利です。
StringWriterの使用例
以下の例では、StringReaderで読み取った文字列を処理し、ピリオド(.)を見つけたら改行2つに置き換えてStringWriterへ書き込んでいます。
StringWriter sWriter = new StringWriter();
while(true) {
myChar = strReader.Read();
if(myChar == -1) break;
convertedChar = Convert.ToChar(myChar);
if(convertedChar == '.') {
sWriter.Write(".\n\n");
sReader.Read();
sReader.Read();
} else {
sWriter.Write(convertedChar);
}
}StringReaderとは
StringReaderは、文字列からデータを読み取るためのクラスです。通常のテキストファイルと同じように、文字列を1文字ずつ、あるいは一括で読み込むことができます。
StringReaderの使用例
以下の例では、StringBuilderで複数行の文字列を作成し、StringReaderを使って非同期で全内容を読み込んでいます。
StringBuilder sbuilder = new StringBuilder();
// 文字列を追加
sbuilder.AppendLine("一行目の文字列");
sbuilder.AppendLine("二行目の文字列");
sbuilder.AppendLine("三行目の文字列");
// 文字列を読み込む
using (StringReader sReader = new StringReader(sbuilder.ToString())) {
string readString = await sReader.ReadToEndAsync();
Console.WriteLine(readString);
}まとめ
StringWriterは文字列への書き込み、StringReaderは文字列からの読み取りを担当します。どちらもTextReader/TextWriter系のAPIと共通のインターフェースを持つため、ファイル操作のコードをそのまま文字列操作に置き換えられるのが大きなメリットです。テストコードや一時的なテキスト処理など、実際のファイルI/Oを避けたい場面で特に役立ちます。
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