C#のキーワードとは?予約キーワードと文脈キーワードの一覧まとめ
キーワード(keyword)とは、C#コンパイラに対してあらかじめ定義されている予約語のことです。これらのキーワードは、変数名・メソッド名・クラス名などの識別子(identifier)として使用することができません。
ただし、どうしてもキーワードを識別子として使用したい場合は、キーワードの先頭に「@」記号を付けることで使用可能になります。例えば @class のように記述すれば、class という名前の変数を作成できます。
C#のキーワードは、大きく分けて以下の2種類があります。
1. 予約キーワード(Reserved Keywords)
予約キーワードは、C#言語全体で常に特別な意味を持つキーワードです。そのため、どのような場面でも識別子として使用することはできません。以下が予約キーワードの一覧です。
| abstract | as | base | bool | break | byte | case |
| catch | char | checked | class | const | continue | decimal |
| default | delegate | do | double | else | enum | event |
| explicit | extern | false | finally | fixed | float | for |
| foreach | goto | if | implicit | in | in(ジェネリック修飾子) | int |
| interface | internal | is | lock | long | namespace | new |
| null | object | operator | out | out(ジェネリック修飾子) | override | params |
| private | protected | public | readonly | ref | return | sbyte |
| sealed | short | sizeof | stackalloc | static | string | struct |
| switch | this | throw | true | try | typeof | uint |
| ulong | unchecked | unsafe | ushort | using | virtual | void |
| volatile | while |
2. 文脈キーワード(Contextual Keywords)
文脈キーワードは、コード内の特定の場面(文脈)でのみ特別な意味を持つキーワードです。そのため、文脈によっては通常の識別子として使用することも可能です。主にLINQクエリ構文、プロパティのアクセサー、部分クラス(partial)などで使用されます。
| add | alias | ascending | descending | dynamic | from | get |
| global | group | into | join | let | orderby | partial(型) |
| partial(メソッド) | remove | select | set |
まとめ
C#のキーワードは「予約キーワード」と「文脈キーワード」の2種類に分けられます。予約キーワードは常に識別子として使用できませんが、先頭に「@」を付けることで回避できる場合があります。一方、文脈キーワードは特定の文脈でのみ意味を持つため、柔軟に扱うことができます。命名時にはこれらのキーワードとの重複に注意しましょう。
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