C#のBuffer.BlockCopyメソッドとは?バイト配列を高速にコピーする方法を解説
C#のBuffer.BlockCopyメソッドは、あるバイト配列から別のバイト配列へ、指定した範囲のバイトデータを高速にコピーするためのメソッドです。プリミティブ型の配列に対して低レベルかつ効率的なコピーを行えるため、パフォーマンスが求められる場面でよく利用されます。
Buffer.BlockCopyの基本構文
Buffer.BlockCopy(コピー元配列, コピー元オフセット, コピー先配列, コピー先オフセット, コピーするバイト数);
各引数の意味は以下のとおりです。
- src(コピー元配列):コピー元となるバイト配列
- srcOffset(コピー元オフセット):コピー元配列の読み取り開始位置(バイト単位)
- dst(コピー先配列):コピー先となるバイト配列
- dstOffset(コピー先オフセット):コピー先配列の書き込み開始位置(バイト単位)
- count(コピーするバイト数):コピーするデータの長さ(バイト単位)
使用例
次のコードでは、5つの要素を持つバイト配列b1から、8要素分の領域を持つb2へ先頭から5バイトをコピーしています。
using System;
class Demo {
static void Main() {
// バイト配列を用意
byte[] b1 = new byte[] {55, 66, 77, 88, 99};
byte[] b2 = new byte[8];
// b1 から b2 へバイトデータをコピー
Buffer.BlockCopy(b1, 0, b2, 0, 5);
/* コピーされた要素を持つ配列 b2 を引数にメソッドを呼び出す */
bufferFunc(b2);
}
static void bufferFunc(byte[] a) {
for (int j = 0; j < a.Length; j++) {
Console.Write(a[j]);
}
Console.WriteLine();
}
}
実行結果
5566778899000
実行結果を見ると、コピー元の値「55, 66, 77, 88, 99」がb2の先頭にコピーされ、残りの3つの要素には初期値「0」がそのまま残っていることがわかります。
注意点
Buffer.BlockCopyはバイト単位で動作するため、int[]などの配列を扱う場合は、要素数ではなくバイト数(要素数 × 4バイトなど)を指定する必要があります。- コピー先の範囲が不足している場合や、オフセットが不正な場合は
ArgumentExceptionがスローされます。 Array.Copyと似ていますが、Buffer.BlockCopyはより低レベルな処理を行うため、大きなデータを扱う場合に高速である傾向があります。
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