C#で空のコレクションを安全に処理する方法:DefaultIfEmpty()の使い方
C#で空のコレクションを扱う際には、LINQのDefaultIfEmpty()メソッドが便利です。
配列やリストが空の場合、通常は要素にアクセスしようとするとエラーが発生したり、何も処理されなかったりします。しかし、DefaultIfEmpty()メソッドを使えば、コレクションが空のときにデフォルト値(既定値)を返してくれるため、エラーを回避しながら安全に処理を続けられます。
DefaultIfEmpty()の基本的な使い方
まず、空のリストを用意してみましょう。
List<float> myList = new List<float>();
このリストは要素を1つも持っていません。ここでDefaultIfEmpty()メソッドを呼び出すと、デフォルト値が返されます。
myList.DefaultIfEmpty();
float型の場合、デフォルト値は「0」です。つまり、空のコレクションに対しても、型に応じた初期値(数値型なら0、参照型ならnullなど)が1つだけ含まれたシーケンスが返されます。
サンプルコード
実際に動作を確認できる完全なサンプルコードを見てみましょう。
using System;
using System.Linq;
using System.Collections.Generic;
class Demo {
static void Main() {
// 空のリストを作成
List<float> myList = new List<float>();
// DefaultIfEmpty()でデフォルト値を取得
var res = myList.DefaultIfEmpty();
foreach (var a in res) {
Console.WriteLine(a);
}
}
}実行結果
0
リストが空であるにもかかわらず、「0」が出力されました。これはDefaultIfEmpty()がfloat型のデフォルト値を返したためです。
任意のデフォルト値を指定する
DefaultIfEmpty()には引数を渡すこともでき、独自のデフォルト値を指定できます。
var res = myList.DefaultIfEmpty(-1);
この場合、リストが空なら「-1」が出力されます。業務システムなどで「データがないことを明示したい」場面では、こちらの方が扱いやすいでしょう。
まとめ
- DefaultIfEmpty()を使うと、空のコレクションに対してエラーを出さずにデフォルト値を返せる
- 引数なしで呼び出せば型の既定値(数値型なら0など)、引数ありなら指定した値が返る
- 空コレクションのチェック処理を簡潔に書けるため、可読性の向上にも役立つ
空のコレクションを頻繁に扱う場面では、if文での判定を減らせるDefaultIfEmpty()をぜひ活用してみてください。
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