Pythonで空のリストを作成する方法|[]とlist()の2つの基本テクニック
Pythonでプログラムを書いていると、「まず空のリストを用意しておいて、あとからデータを追加していきたい」という場面によく出会います。たとえば、forループで条件に合う要素だけを集めるときや、ユーザー入力を順次蓄積するときなどが代表例です。
Pythonで空のリストオブジェクトを作成する方法は、大きく分けて2つあります。1つ目は、代入文で角括弧 [] の中に何も要素を書かない方法。2つ目は、組み込み関数 list() を引数なしで呼び出す方法です。
方法1:角括弧 [] を使って空のリストを作る
最もシンプルで広く使われているのがこの書き方です。角括弧の中を空にして代入するだけで、空のリストが生成されます。
>>> L1 = [] >>> L1 [] >>> len(L1) 0
len() 関数で確認すると、要素数が0であること(=空のリストであること)がわかります。
方法2:組み込み関数 list() を使って空のリストを作る
list() を引数なしで呼び出しても、まったく同じ空のリストオブジェクトが作成されます。
>>> L1 = list() >>> L1 [] >>> len(L1) 0
どちらの方法を使うべき?
両者の動作結果に違いはありません。ただし、[] の方が記述が短く、わずかに処理速度も速いため、単純に空のリストを作りたい場合は角括弧を使うのが一般的です。
一方で list() は、文字列やタプルなどの既存のイテラブルから新しいリストを生成する際に活躍します(例:list("abc") → ['a', 'b', 'c'])。引数を省略したときだけ「空のリスト作成」という動作になる、と理解しておくとよいでしょう。
また、空のリストは append() メソッドなどで自由に要素を追加できるため、「空で初期化 → ループ内で値を追加」という定番のプログラミングパターンとも相性抜群です。ぜひ両方の書き方をマスターしておきましょう。
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