C#のデフォルトコンストラクタとは?仕組みと使い方を実例で解説
C#において、コンストラクタはオブジェクトが生成された瞬間に自動的に呼び出される特殊なメソッドです。コンストラクタには、定義するクラスと同じ名前を付けるというルールがあります。
コンストラクタの基本的な書き方
以下は、Departmentクラスにコンストラクタを定義した例です。クラス名と同じ「Department」という名前が付けられている点に注目してください。
public class Department {
public Department() {
Console.WriteLine("デフォルトコンストラクタ!");
}
}このコンストラクタは、次のようにnewキーワードでオブジェクトを生成した瞬間に自動的に実行されます。
Department dept1 = new Department();
デフォルトコンストラクタとは
デフォルトコンストラクタ(既定のコンストラクタ)とは、引数を一切取らないコンストラクタのことです。書式は以下のようになります。
Department() {
}なお、クラスにコンストラクタを明示的に定義しなかった場合でも、C#のコンパイラが自動的に引数なしのパブリックなデフォルトコンストラクタを生成します。ただし、引数付きのコンストラクタを1つでも定義すると、自動生成は行われなくなるため注意が必要です。
サンプルコード:デフォルトコンストラクタの動作確認
それでは、デフォルトコンストラクタの実際の動作を確認できる完全なサンプルプログラムを見てみましょう。Mainメソッド内でオブジェクトを生成すると、コンストラクタ内の処理が自動的に実行されます。
using System;
public class Department {
// デフォルトコンストラクタ
public Department() {
Console.WriteLine("コンストラクタが呼び出されました");
}
public static void Main(string[] args) {
// オブジェクトの生成
Department dept1 = new Department();
}
}実行結果
コンストラクタが呼び出されました
このように、new Department()でオブジェクトを作成しただけで、明示的なメソッド呼び出しを行っていないにもかかわらず、コンストラクタ内の処理が自動的に実行されていることが分かります。初期化処理などを行いたい場合に、コンストラクタは非常に便利な機能です。
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