C#のType.GetField()メソッドとは?使い方とサンプルコードを解説
C#におけるType.GetField()メソッドは、現在のType(型)から、指定した名前の特定のフィールド情報を取得するために使用されるメソッドです。リフレクション(System.Reflection)を活用することで、実行時に型のフィールドへ動的にアクセスできます。
構文
Type.GetField()メソッドには、以下の2つのオーバーロードがあります。
public System.Reflection.FieldInfo GetField (string name); public abstract System.Reflection.FieldInfo GetField (string name, System.Reflection.BindingFlags bindingAttr);
パラメータ
- name:取得したいデータフィールドの名前を含む文字列です。
- bindingAttr:検索の方法を指定する列挙値(BindingFlags)のビットごとの組み合わせです。例えば、非公開フィールドを検索する場合は「BindingFlags.NonPublic | BindingFlags.Instance」のように指定します。
戻り値として、指定されたフィールドを表すFieldInfoオブジェクトが返されます。該当するフィールドが存在しない場合はnullが返ります。
使用例1:基本的なフィールドの取得
まずは、Type.GetField()メソッドを使ってフィールド情報を取得する基本的な例を見てみましょう。
using System;
using System.Reflection;
public class Demo {
public static void Main(){
Type type = typeof(Subject);
try {
FieldInfo fieldInfo = type.GetField("SubName");
Console.WriteLine("FieldInfo = {0}", fieldInfo);
}
catch (ArgumentNullException e){
Console.Write("{0}", e.GetType(), e.Message);
}
}
}
public class Subject{
public string SubName = "Science";
}出力
上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。
FieldInfo = System.String SubName
この例では、「Subject」クラスのpublicフィールド「SubName」の情報が正常に取得できていることがわかります。
使用例2:nullを渡した場合の動作
次に、引数にnullを渡した場合の動作を確認してみましょう。
using System;
using System.Reflection;
public class Demo {
public static void Main(){
Type type = typeof(Subject);
try {
FieldInfo fieldInfo = type.GetField(null);
Console.WriteLine("FieldInfo = {0}", fieldInfo);
}
catch (ArgumentNullException e){
Console.Write("{0}", e.GetType(), e.Message);
}
}
}
public class Subject{
public string SubName = "Science";
}出力
この場合、name引数にnullを渡しているため、例外がスローされ、次のような結果が出力されます。
System.ArgumentNullException
まとめ
Type.GetField()メソッドを使用すると、文字列で指定した名前に基づいて、型のフィールド情報を動的に取得できます。ただし、引数にnullを渡すとArgumentNullExceptionが発生するため、実際のコードではnullチェックやtry-catchによる例外処理を適切に行うことが重要です。また、privateフィールドを取得したい場合は、第2引数に適切なBindingFlagsを指定する必要がある点にも注意しましょう。
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