C#のDateTime.FromFileTime()メソッドの使い方を徹底解説
C#のDateTime.FromFileTime()メソッドは、指定されたWindowsファイル時刻を、それに相当するローカル時刻に変換するために使用される静的メソッドです。
Windowsファイル時刻とは、1601年1月1日午前0時(UTC)を基準とした経過時間を、100ナノ秒単位の「タイマー刻み(ticks)」で表した値です。ファイルシステムが保持する作成日時や更新日時などに利用されています。
構文
このメソッドの構文は以下のとおりです。
public static DateTime FromFileTime (long fileTime);
引数 fileTime には、タイマー刻み(ticks)で表されたWindowsファイル時刻をlong型で指定します。戻り値として、変換後のローカル時刻を表すDateTimeオブジェクトが返されます。
使用例1
まずは、具体的なファイル時刻の値を指定して変換を行う基本的な例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main() {
DateTime d1 = DateTime.FromFileTime(100000000000);
System.Console.WriteLine("DateTime = {0:dd} {0:y}, {0:hh}:{0:mm}:{0:ss} ", d1);
}
}出力結果
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
DateTime = 01 January 1601, 02:46:40
使用例2
続いて、ファイル時刻として「0」を指定した場合の動作を確認してみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main() {
DateTime d1 = DateTime.FromFileTime(0);
System.Console.WriteLine("DateTime = {0:dd} {0:y}, {0:hh}:{0:mm}:{0:ss} ", d1);
}
}出力結果
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
DateTime = 01 January 1601, 12:00:00
まとめ
DateTime.FromFileTime()メソッドを使うことで、Windows APIから取得したファイル時刻(ticks)を簡単にDateTime型のローカル時刻へ変換できます。なお、逆にDateTimeをWindowsファイル時刻へ変換したい場合は、ToFileTime()メソッドを使用します。両者を組み合わせることで、ファイルシステムの時刻情報を柔軟に扱うことが可能です。
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