C#のConsole.Read()メソッドとは?使い方とサンプルコードを解説
C#におけるConsole.Read()メソッドは、標準入力ストリームから次の1文字を読み取るためのメソッドです。キーボードからの入力を受け付ける際に利用され、読み取った文字に対応する整数値(文字コード)を返します。
構文
Console.Read()メソッドの構文は以下のとおりです。
public static int Read ();
引数は不要で、戻り値として読み取った文字のUnicodeコードポイントを表すint型の値が返されます。なお、読み取る文字が存在しない場合(ストリームの終端に達した場合など)は、-1が返される点にも注意が必要です。
サンプルコード
それでは、C#でConsole.Read()メソッドを実装した具体的な例を見てみましょう。
using System;
public class Demo{
public static void Main(){
int val;
Console.WriteLine("Enter a value");
val = Console.Read();
Console.WriteLine("Entered value: "+val);
}
}コードのポイント
- 「Enter a value」というメッセージを表示し、ユーザーに入力を促します。
- Console.Read()で標準入力から最初の1文字を読み取り、その文字コード(整数値)を変数valに格納します。
- 最後に、取得した値をコンソールに出力します。
実行結果
このプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。たとえば「5」と入力した場合:
Enter a value 5 Entered value: 53
出力結果が「53」になっているのは、Console.Read()が文字そのものではなく、入力された文字に対応するASCIIコード(Unicodeのコードポイント)を返すためです。「5」のASCIIコードは53であるため、このような結果となります。
Console.ReadLine()との違い
似たメソッドとしてConsole.ReadLine()がありますが、両者には以下のような違いがあります。
- Console.Read():標準入力から1文字だけを読み取り、その文字コード(int型)を返す。
- Console.ReadLine():Enterキーが押されるまでの1行全体を読み取り、string型として返す。
1文字単位で処理したい場合はConsole.Read()を、行単位で文字列として受け取りたい場合はConsole.ReadLine()を使うとよいでしょう。
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