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C#のInt16.ToString()メソッドとは?使い方と書式指定の実例付き解説

C#におけるInt16.ToString()メソッドは、Int16型(short型)インスタンスが保持する数値を、それに相当する文字列表現へ変換するために使用されます。数値データを画面に表示したり、ログ出力や文字列連結を行ったりする際に欠かせない基本メソッドです。

構文

Int16.ToString()メソッドには、以下の2つのオーバーロードがあります。

public override string ToString ();
public string ToString (string format);

引数なしのバージョンは既定の書式で文字列を返し、2つ目のバージョンではformatパラメータとして数値書式指定文字列を渡すことで、出力形式を細かく制御できます。

使用例1:基本的なToString()の呼び出し

まずは最もシンプルな使用例を見てみましょう。

using System;
public class Demo {
   public static void Main() {
      short val1 = 10;
      short val2 = 10;
      Console.WriteLine("Value1 = "+val1.ToString());
      Console.WriteLine("Value2 = "+val2.ToString());
      Console.WriteLine("HashCode for value1 = "+val1.GetHashCode());
      Console.WriteLine("HashCode for value2 = "+val2.GetHashCode());
      Console.WriteLine("Are they equal? = "+(val1.Equals(val2)));
   }
}

出力結果

このプログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。

Value = 10
Value = 10
HashCode for value1 = 655370
HashCode for value2 = 655370
Are they equal? = True

この例では、同じ値を持つ2つのshort変数に対してToString()を呼び出しており、どちらも「10」という文字列に正しく変換されていることが確認できます。また、両者のハッシュコードも一致し、Equals()による比較結果もTrueとなっています。

使用例2:書式指定文字列を使った変換

次に、formatパラメータを使用して出力形式を指定する例を見てみましょう。

using System;
public class Demo {
   public static void Main() {
      short val1 = 20;
      short val2 = 18;
      Console.WriteLine("Value 1 = "+val1.ToString("F1"));
      Console.WriteLine("Value 2 = "+val2.ToString("000000.0000"));
      Console.WriteLine("Return value (comparison) = "+val1.CompareTo(val2));
   }
}

出力結果

実行すると、次の出力が得られます。

Value 1 = 20.0
Value 2 = 000018.0000
Return value (comparison) = 2

書式指定のポイント

この例で使われている書式指定子について解説します。

「F1」は固定小数点(Fixed-point)書式で、小数第1位まで表示することを意味します。そのため整数値20が「20.0」として出力されています。

「000000.0000」はカスタム数値書式で、整数部を6桁・小数部を4桁で表現し、桁が足りない部分はゼロで埋めます。そのため18が「000018.0000」と表示されました。

このようにInt16.ToString()メソッドを使いこなすことで、数値の文字列変換時に桁数や小数点以下の表示を自由にコントロールでき、金額表示やID表示など実務でのフォーマット要件にも柔軟に対応できます。

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