HTML DOMのpreviousElementSiblingプロパティの使い方をわかりやすく解説
HTML DOMのpreviousElementSiblingプロパティは、HTML文書内において、指定された要素と同じ階層(ツリー構造上の同じレベル)に存在する、直前の要素を取得するためのプロパティです。
テキストノードや空白などを含まない「要素ノード」のみを対象とするため、隣接する要素を簡単に参照できるのが特徴です。
構文
previousElementSiblingプロパティの基本的な構文は以下の通りです。
node.previousElementSibling
サンプルコード
それでは、previousElementSiblingプロパティの具体的な使用例を見てみましょう。以下の例では、「Chemistry(化学)」というリスト項目の直前の兄弟要素を取得して表示します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
html{
height:100%;
}
body{
text-align:center;
color:#fff;
background: linear-gradient(62deg, #FBAB7E 0%, #F7CE68 100%) center/cover no-repeat;
height:100%;
}
p{
font-weight:700;
font-size:1.2rem;
}
.drop-down{
width:50%;
border:2px solid #fff;
font-weight:bold;
padding:8px;
}
ul{
list-style-type: none;
padding:0;
}
.btn{
background:#0197F6;
border:none;
height:2rem;
border-radius:2px;
width:50%;
margin:2rem auto;
display:block;
color:#fff;
outline:none;
cursor:pointer;
}
.show{
font-size:1.5rem;
font-weight:bold;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>DOM previousElementSibling プロパティ デモ</h1>
<p>こんにちは!私の好きな教科は以下の通りです:</p>
<ul>
<li>物理</li>
<li id="chemistry">化学</li>
<li>数学</li>
<li>英語</li>
</ul>
<button class="btn" onclick="showSibling()">化学の直前の兄弟要素を表示</button>
<div class="show"></div>
<script>
function showSibling() {
var chemistry= document.querySelector("#chemistry");
document.querySelector(".show").innerHTML=chemistry.previousElementSibling.innerHTML;
}
</script>
</body>
</html>コードのポイント
スクリプト部分では、document.querySelector("#chemistry")によってid属性が「chemistry」のリスト項目を取得し、そのpreviousElementSiblingプロパティを参照することで、直前の要素(この場合は「物理」のリスト項目)を取得しています。
実行結果
上記のコードをブラウザで実行すると、次のように表示されます。

表示された青いボタンをクリックすると、「化学」リスト項目の直前の兄弟要素である「物理」が画面に出力されます。

補足:関連するプロパティ
previousElementSiblingプロパティと対になるものとして、同じ階層の直後の要素を取得するnextElementSiblingプロパティがあります。両者を組み合わせることで、DOMツリー上の同一レベルにある要素を前後に自由にたどることができます。
なお、直前の兄弟要素が存在しない場合(指定した要素が最初の子要素である場合など)、previousElementSiblingプロパティはnullを返すため、実際の開発ではnullチェックを行うことが推奨されます。
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