【初心者向け】HTML DOMのfilterプロパティとは?使い方とフィルター効果一覧を解説
HTML DOMのスタイルfilterプロパティは、要素に対してさまざまな視覚効果(フィルター)を適用するために使用されます。ぼかしや明るさの調整、グレースケール変換など、CSSのfilter機能をJavaScriptから動的に操作できるのが特徴です。
構文
filterプロパティを設定する際の基本構文は以下の通りです。
object.style.filter = "none | blur() | brightness() | contrast() | drop-shadow() | grayscale() | hue-rotate() | invert() | opacity() | saturate() | sepia()"
filterプロパティに指定できる値
各フィルター値とその役割は以下の通りです。
| フィルター | 説明 |
|---|---|
| none | 効果なし(デフォルト状態)。 |
| blur(px) | 画像にぼかし効果を適用します。 |
| brightness(%) | 画像の明るさを調整します。100%が元の画像で、それ以上の値を指定するとより明るくなります。 |
| contrast(%) | 画像のコントラストを調整します。0%で完全に黒、100%が元の画像となり、100%を超えるとコントラストが強調されます。 |
| drop-shadow(h-shadow v-shadow blur spread color) | 画像にドロップシャドウ(影)を適用します。 |
| grayscale(%) | 画像をグレースケールに変換します。0%が元の画像で、100%で完全にグレーになります。 |
| hue-rotate(deg) | 指定した角度で色相を回転させます。デフォルトは0度(元の画像)で、最大360度まで指定可能です。 |
| invert(%) | 画像の色を反転(ネガポジ反転)させます。 |
| opacity(%) | 画像の不透明度を設定します。0%(完全に透明)〜100%(元の画像・デフォルト値)の範囲で指定します。 |
| saturate(%) | 画像の彩度を調整します。 |
| sepia(%) | 画像をセピア調に変換します。 |
使用例
次の例では、あらかじめ画像にhue-rotateフィルターを適用しておき、ボタンをクリックするとsepiaフィルターに切り替わるデモを紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
#one {
filter: hue-rotate(90deg);
}
</style>
<script>
function changeFilter() {
document.getElementById("one").style.filter = "sepia(40%)";
document.getElementById("Sample").innerHTML = "上の画像にセピア(sepia)フィルターが適用されました";
}
</script>
</head>
<body>
<img id="one" src="https://www.tutorialspoint.com/big_data_analytics/images/big-data-analytics-mini-logo.jpg">
<p>下のボタンをクリックすると、上の画像のfilterプロパティが変更されます</p>
<button onclick="changeFilter()">フィルターを変更</button>
<p id="Sample"></p>
</body>
</html>
実行結果

「フィルターを変更」ボタンをクリックすると、画像にセピア効果が適用され、メッセージが表示されます。

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