HTML DOMスタイルのcssFloatプロパティとは?使い方とサンプルコードを解説
HTML DOM の cssFloat プロパティは、要素の水平方向の配置(フロート)を設定または取得するために使用されるプロパティです。このプロパティを使うことで、JavaScript から動的に要素を左または右に浮動させることができます。
cssFloat プロパティの構文
cssFloat プロパティを設定する際の基本的な構文は以下の通りです。
object.style.cssFloat = "left|right|none|initial|inherit";
指定できる各プロパティ値の意味は次の表のようになります。
| 値 | 説明 |
|---|---|
| none | デフォルト値。要素は浮動せず、通常の文書フローに従って表示されます。 |
| left | 要素を親要素の左端に浮動させます。後続のコンテンツはその右側に回り込みます。 |
| right | 要素を親要素の右端に浮動させます。後続のコンテンツはその左側に回り込みます。 |
| initial | このプロパティを初期値(none)に設定します。 |
| inherit | 親要素のプロパティ値を継承します。 |
cssFloat プロパティの使用例
ここでは、ボタンをクリックすると div 要素のフロートが左から右に変更されるサンプルを紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
#DIV1 {
height: 50px;
width: 50px;
margin: 5px;
float: left;
background-color: rebeccapurple;
}
div+p {
height: 70px;
color: red;
border: 2px solid #b8860b;
}
</style>
<script>
function changeFloat() {
document.getElementById("DIV1").style.cssFloat = "right";
document.getElementById("Sample").innerHTML = "div要素が右に浮動しました";
}
</script>
</head>
<body>
<div id="DIV1"></div>
<p>これはサンプルの段落です。同じ段落内の2行目です。さらに3行目も続きます。</p>
<p>下のボタンをクリックすると、上のdiv要素のfloatプロパティが変更されます</p>
<button onclick="changeFloat()">Change Float</button>
<p id="Sample"></p>
</body>
</html>
実行結果
ページを表示すると、紫色の div 要素が初期状態では左側に浮動していることが確認できます。

「Change Float」ボタンをクリックすると、JavaScript の changeFloat() 関数が実行され、div 要素が右側に浮動します。テキストの回り込みも右寄せに変化します。

まとめ
cssFloat プロパティを使えば、CSS の float プロパティと同様の効果を JavaScript から動的に適用できます。レイアウトの切り替えやインタラクティブな UI を実装したい場合に便利なので、ぜひ活用してみてください。
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