HTML DOM StyleのtransitionTimingFunctionプロパティとは?構文と使い方を徹底解説
HTML DOM Style の transitionTimingFunction プロパティは、要素に適用されるトランジション(遷移)効果の速度曲線を表す関数を、取得および変更するためのプロパティです。このプロパティを活用することで、アニメーションの加速・減速のタイミングを細かく制御でき、より自然で洗練された動きを実現できます。
構文
transitionTimingFunction プロパティの基本的な構文は以下のとおりです。
1. 値を取得する場合
object.transitionTimingFunction
2. 値を設定する場合
object.transitionTimingFunction = "ease | linear | ease-in | ease-out | ease-in-out | cubic-bezier() | initial | inherit"
設定できる主なキーワードとその特徴は以下のとおりです。
- ease:ゆっくり始まり、中盤で速くなり、最後にゆっくり終わる既定値
- linear:始めから終わりまで一定の速度で変化する
- ease-in:ゆっくりとした速度で開始し、徐々に加速する
- ease-out:速い速度で開始し、徐々に減速して終了する
- ease-in-out:ゆっくり始まり、ゆっくり終わる滑らかな動き
- cubic-bezier():4つの数値を指定して独自の速度曲線を定義できる
- initial:プロパティを初期値に戻す
- inherit:親要素の値を継承する
それでは、HTML DOM Style transitionTimingFunction プロパティの具体的な使用例を見てみましょう。
実行例
次のサンプルコードでは、ボタンをクリックすると赤い正方形に transitionTimingFunction の値が設定され、その後マウスカーソルを重ねるとトランジション効果が確認できます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<style>
body {
color: #000;
height: 100vh;
}
.btn {
background: #db133a;
border: none;
height: 2rem;
border-radius: 2px;
width: 40%;
display: block;
color: #fff;
outline: none;
cursor: pointer;
margin: 1rem 0;
}
.circle {
height: 100px;
width: 100px;
background-color: #db133a;
}
.circle:hover {
height: 200px;
width: 200px;
border-radius: 50%;
transition: all 2s;
}
.show {
font-size: 1.2rem;
margin: 1rem 0;
}
</style>
<body>
<h1>DOM Style transitionTimingFunction Property Demo</h1>
<div class='circle'></div>
<button onclick="set()" class="btn">Set transitionTimingFunction</button>
<div class="show">Now, hover on the square</div>
<script>
function set() {
document.querySelector('.circle').style.transitionTimingFunction = "ease-in-out";
}
</script>
</body>
</html>
出力結果

「Set transitionTimingFunction」ボタンをクリックした後、「赤い」正方形の上にマウスカーソルを重ねてください。ease-in-out の速度曲線が適用された、滑らかで自然なトランジション効果を確認することができます。

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