HTML DOMのresizeプロパティとは?要素のリサイズ設定方法を解説
HTML DOMのresizeプロパティは、HTMLドキュメント内の要素がユーザーによってサイズ変更(リサイズ)可能かどうかを取得・設定するためのスタイルプロパティです。このプロパティを使うことで、JavaScriptから動的に要素のリサイズ挙動を制御できます。
構文(Syntax)
resizeプロパティの基本的な構文は以下のとおりです。
resizeの値を取得する場合
object.style.resize
resizeの値を設定する場合
object.style.resize = "value"
設定できる値(Values)
resizeプロパティには、以下の値を指定できます。
| 値 | 説明 |
|---|---|
| inherit | 親要素からこのプロパティの値を継承します。 |
| initial | このプロパティの値をデフォルト値に設定します。 |
| none | 要素をリサイズ不可に設定します。 |
| horizontal | 要素の幅のみをリサイズ可能にします。 |
| vertical | 要素の高さのみをリサイズ可能にします。 |
| both | 要素の幅と高さの両方をリサイズ可能にします。 |
なお、resizeプロパティを有効に機能させるには、対象要素のCSSでoverflowプロパティがvisible以外(例:autoやhiddenなど)に設定されている必要がある点に注意してください。
サンプルコード(Example)
ここでは、HTML DOMのresizeプロパティを使用した具体的な例を紹介します。ボタンをクリックすると、div要素がユーザーによってリサイズ可能になります。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
color: #000;
background: lightblue;
height: 100vh;
}
.resize-div {
border: 2px solid #fff;
margin: 2rem auto;
width: 300px;
overflow: auto;
}
.btn {
background: #db133a;
border: none;
height: 2rem;
border-radius: 2px;
width: 40%;
display: block;
color: #fff;
outline: none;
cursor: pointer;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>DOM Style resize プロパティの例</h1>
<div class="resize-div">
<p>これはダミーテキストを含む段落要素です。</p>
</div>
<button onclick="add()" class="btn">Set resize</button>
<script>
function add() {
document.querySelector('div').style.resize = "both";
}
</script>
</body>
</html>実行結果(Output)
上記のコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

「Set resize」ボタンをクリックすると、div要素に対してstyle.resize = "both"が適用され、ユーザーがマウス操作で要素の幅と高さを自由に変更できるようになります。

このように、resizeプロパティを活用すれば、テキストエリア以外の要素でもユーザーによるサイズ変更を簡単に実装できます。WebアプリケーションのUI改善や、ユーザーがコンテンツ領域を調整できるインターフェースの構築に役立ちます。
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