HTMLのcurrentTargetイベントプロパティとは?使い方を実例付きで解説
currentTargetイベントプロパティとは
HTMLのcurrentTargetイベントプロパティは、イベントリスナー(イベントハンドラー)が登録されており、そのイベントを実際に処理している要素を取得するために使用されるプロパティです。
以下に構文を示します。
event.currentTarget
戻り値としては、イベントリスナーが設定された要素への参照(Elementオブジェクト)が返されます。
実装例
それでは、currentTargetイベントプロパティを使った具体的なコード例を見てみましょう。
コード
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h2>要素を取得する</h2>
<p onclick="myFunction(event)">この行をクリックすると、イベントリスナーによってイベントを処理した要素名を表示するアラートボックスが出ます。</p>
<script>
function myFunction(event) {
alert("Element = " + event.currentTarget.nodeName);
}
</script>
</body>
</html>実行結果

上のスクリーンショットに示されているテキストの行をクリックすると、イベントリスナーによってイベントを処理した要素を表示するアラートボックスが立ち上がります。

この例では、クリックされた<p>要素にonclickイベントハンドラーが登録されているため、event.currentTarget.nodeNameは「P」を返します。
補足:currentTargetとtargetの違い
似たようなプロパティにevent.targetがありますが、両者には次のような違いがあります。
- event.currentTarget:イベントリスナー(ハンドラー)が登録されている要素を返します。
- event.target:実際にイベントが発生した要素を返します。
たとえば親子関係のある要素にそれぞれリスナーを設定した場合、イベントバブリングの過程では、currentTargetはハンドラーを持つ親要素を、targetは最初にクリックされた子要素を指します。用途に応じて正しく使い分けましょう。
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