HTMLのid属性に指定できる有効な値とは?HTML4とHTML5の違いを解説
HTMLにおけるid属性に指定できる有効な値は、HTML4とHTML5で仕様が大きく異なります。それぞれのバージョンにおけるルールを詳しく見ていきましょう。
HTML5の場合
HTML5では、id属性の値に関する制限が大幅に緩和されています。主なルールは以下のとおりです。
- 空白文字は使用できない:属性値の中にスペースを含めることはできません。
- 空文字列は禁止:値は空ではなく、必ず1文字以上を含む必要があります。
つまり、数字で始まる値や記号を含む値でも、空白さえなければHTML5としては有効です。
<p id="test">これはサンプルテキストです。</p> <p id="#test">これはサンプルテキストです。</p>
なお、実務上はCSSセレクターやJavaScriptでの扱いやすさを考慮し、英字から始まり、ハイフン(-)やアンダースコア(_)で単語をつないだ命名にするのが一般的です。
HTML4の場合
一方、HTML4ではより厳格なルールが定められています。IDおよびNAMEトークンは、次の形式に従う必要があります。
- 先頭の文字は必ず英字(
[A-Za-z])でなければなりません。 - 2文字目以降には、任意の数の英字・数字(
[0-9])・ハイフン(-)・アンダースコア(_)・コロン(:)・ピリオド(.)を使用できます。
そのため、HTML4では「123item」のように数字で始まるidは無効であり、注意が必要です。
補足:id属性の重要なポイント
バージョンに関わらず、id属性は同一ドキュメント内で一意(重複しない)であることが求められます。同じidを複数の要素に付与すると、CSSやJavaScriptの動作に不具合が生じる可能性があります。要素を繰り返しスタイル付けしたい場合は、class属性を使用しましょう。
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