HTMLのCDATAセクションとは?意味・書き方・非推奨になった理由を解説
CDATAセクションとは
CDATA(Character Data)セクションは、XML文書内でエスケープ処理を行わずにテキストをそのまま記述するための仕組みです。通常、XMLでは「<」や「&」などの記号は特殊文字として扱われるため、< や & の形式に変換(エスケープ)する必要があります。しかし、CDATAセクション内に記述されたテキストはパーサーによる解析の対象外となるため、これらの記号をそのまま書くことができます。
CDATAの基本的な書き方
CDATAは以下のような構文で記述します。
<![CDATA[ ... ]]>
記述例
実際にCDATAセクションを使うと、次のようにエスケープ不要の記号を含むテキストを記述できます。
<p>以下はCDATAの例です:<![CDATA[ < > & ]]> これらの記号はエスケープする必要がありません。 </p>
scriptタグ内でのCDATAの使い方
「<」や「&」などの記号がパーサーによって誤って解析されるのを避けるため、かつては<script>〜</script>タグ内でJavaScriptのコードをCDATAで囲む手法が用いられていました。なお、通常のHTML文書ではCDATAを使用する必要はありません。
<script>タグ内でCDATAを記述する例は以下の通りです。
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
document.write(">");
//]]>
</script>
ここでは、JavaScriptのコメント記号「//」をCDATAの開始・終了タグの前につけることで、JavaScriptとしてもXMLとしても正しく解釈できるようにしています。
注意:CDATAは現在非推奨
注意:CDATAは現在、非推奨(deprecated)とされています。新しいコードでは使用しないでください。この手法は主にXHTML時代にインラインスクリプトを記述する際に使われていたものですが、現代のHTML5環境では不要です。JavaScriptを組み込む場合は、外部スクリプトファイルとして分離して読み込む方法が推奨されます。
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