HTMLで空白(スペース)を追加する3つの方法: 、preタグ、brタグの使い方
HTMLでコードを書いていると、スペースキーを連続で押して入力した余分な空白が、ブラウザ上の表示には反映されないことに気づくでしょう。これは、HTMLでは連続する半角スペースが1つにまとめられてしまうためです。
例を見てみましょう。
<p>April is the cruelest month,</p> <p>April is the cruelest month,</p>
最初の<p>タグでは単語間にスペースが1つだけありますが、2つ目の<p>タグではスペースが3つ入っています。しかし、ブラウザで表示すると、どちらの行もまったく同じようにレンダリングされます。
April is the cruelest month, April is the cruelest month,
この記事では、HTMLで余分な空白を追加するための3つの方法を解説します。
空白を追加できるHTMLタグ・特殊文字
1. ノーブレークスペース( )
テキストの前、間、後に空白を挿入したい場合は、特殊文字「 」(ノーブレークスペース)を使います。この文字は通常の半角スペースと異なり、複数並べてもその分だけ空白が表示されるのが特徴です。実装例は以下のとおりです。
<p>i carry your heart with me(i carry it in my heart)</p> <p>i carry your heart with me(i carry it in my heart)</p>
表示結果:
i carry your heart with me(i carry it in my heart)
i carry your heart with me(i carry it in my heart)
2. 整形済みテキスト要素(<pre>タグ)
<pre>タグは、整形済みテキスト(preformatted text)を表すHTMLタグです。このタグで囲んだ部分は、ソースコード内の空白や改行がそのまま保持され、等幅フォントで表示されます。例を見てみましょう。
<p>I was a child and she was a child,
In this kingdom by the sea,
But we loved with a love that was more than love—
I and my Annabel Lee—</p>
<pre>I was a child and she was a child,
In this kingdom by the sea,
But we loved with a love that was more than love—
I and my Annabel Lee—</pre>
表示結果:
I was a child and she was a child, In this kingdom by the sea, But we loved with a love that was more than love— I and my Annabel Lee—
I was a child and she was a child,
In this kingdom by the sea,
But we loved with a love that was more than love—
I and my Annabel Lee—
このように、<pre>タグを使えば、詩やコードなど、作者が意図した空白や改行のままテキストを表示できます。
3. 改行タグ(<br>タグ)
テキストの行と行の間に空白行を挿入したい場合は、改行タグ<br>が最適です。行間を空けて表示したい詩のようなテキストに特に便利です。実装例は以下のとおりです。
<p>so much depends
upon
a red wheel
barrow
glazed with rain
water
beside the white
chickens</p>
<p>so much depends<br>
upon<br>
<br>
a red wheel<br>
barrow<br>
<br>
glazed with rain<br>
water<br>
<br>
beside the white<br>
chickens</p>
表示結果:
補足:CSSで余白を調整する方法
なお、要素間の視覚的な余白(マージンやパディング)を調整したい場合は、HTMLタグではなくCSSのmarginやpaddingプロパティを使うのが一般的です。また、white-spaceプロパティを「pre」や「pre-wrap」に設定すれば、<pre>タグと同様に空白や改行を保持できます。レイアウト制御はCSSに任せ、 や<br>は文章の意味的な区切りに使うのが、より良い設計とされています。
まとめ
この記事では、HTMLで空白を追加する3つの方法を紹介しました。
- (ノーブレークスペース):テキスト内に追加の空白を挿入したいときに使う
- <pre>タグ:空白や改行をそのまま保持して表示したいときに使う
- <br>タグ:行間に空白行を作りたいときに使う
これからHTMLを学び始める方は、ぜひ関連ガイドも参考にしてください。「HTML学習ガイド:ハイパーテキストマークアップ言語の学び方」や「HTMLの習得に必要な期間はどのくらい?」といった記事が、学習の第一歩として役立ちます。
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