XMLとHTMLの違いとは?特徴の比較とコード例で徹底解説
この記事では、HTMLとXMLの違いについて詳しく解説します。両者は名前が似ていますが、役割や特性は大きく異なります。それぞれの特徴を理解し、目的に応じて適切に使い分けられるようにしましょう。
HTMLとは
HTMLは「HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ言語)」の略で、WebページやWebアプリケーションを作成するためのマークアップ言語です。
- HyperText(ハイパーテキスト)は、複数のWebページ間のリンクを定義します。
- Markup Language(マークアップ言語)は、タグを使ってテキスト文書を定義し、Webページに構造を与えます。
- テキストに注釈を付けることで、システムがその内容を理解し、利用できるようにします。
- 静的なページの作成にも適しています。
- データを「表示」するための言語であり、データの転送は行いません。
- 軽微なエラーは無視されるため、多少の記述ミスがあってもページは表示されます。
- 大文字と小文字は区別されません。
- 使用できるタグの種類があらかじめ決まっており、すべて定義済みです。
- 空白(ホワイトスペース)は保持されません。
- 閉じタグは必須ではありません。
HTMLのコード例
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>My title</title>
</head>
<body>
<h1>title</h1>
<p>A sample</p>
</body>
</html>
出力結果

XMLとは
XMLは「eXtensible Markup Language(拡張可能マークアップ言語)」の略で、独自のマークアップ言語を定義するためのフレームワークを提供する技術です。
- 大文字と小文字が厳密に区別されます。
- エラーは一切許容されません。記述に誤りがあると正しく処理されません。
- タグはユーザーが自由に定義でき、拡張可能です。
- 空白(ホワイトスペース)を保持できます。
- タグはデータを「記述(説明)」するために使われ、データの表示には使用されません。
- 閉じタグが必須です。
- Webページやアプリケーションの作成にも利用できます。
- データの転送を行うため、動的な性質を持ちます。
- 設計目標は「シンプルさ」と「インターネット全体での汎用性」に置かれています。
- Unicodeをサポートしており、多言語データに対応可能です。
- Webサービスなどで必要となる任意のデータ構造の表現にも利用できます。
XMLのコード例
<?xml version = "1.0"?>
<contactinfo>
<address category = "type">
<name>Mark</name>
<College>MIT</College>
<mobile>6787878</mobile>
</address>
</contactinfo>
出力結果
Mark MIT 6787878
HTMLとXMLの主な違いまとめ
| 項目 | HTML | XML |
|---|---|---|
| 正式名称 | HyperText Markup Language | eXtensible Markup Language |
| 主な用途 | データの表示 | データの転送・保存 |
| タグ | 定義済み(固定) | ユーザー定義(拡張可能) |
| 大文字・小文字 | 区別しない | 区別する |
| エラーの扱い | 軽微なエラーは無視 | エラーは許容されない |
| 閉じタグ | 必須ではない | 必須 |
| 空白の保持 | 保持されない | 保持される |
| ページの性質 | 静的 | 動的 |
まとめ
HTMLとXMLの最大の違いは、「HTMLはデータを見せるための言語」「XMLはデータを運び、構造化するための言語」という点です。Webページの見た目を作るならHTML、異なるシステム間でデータをやり取りしたい場合にはXMLというように、それぞれの特性を理解した上で使い分けることが重要です。
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