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Database-as-a-Service(DBaaS)とは?メリット・デメリットと導入判断のポイントを徹底解説

本記事は、2017年12月7日にObjectRocket.com/blogで公開された記事をもとにしています。

業務を社内でまかなうか、外部にアウトソーシングするか――多くの企業が直面するこの判断は、データベース管理において特に悩ましい問題です。本記事では、Database-as-a-Service(DBaaS)の長所と短所を詳しく解説し、貴社にとってDBaaSが適切な選択肢となるかを見極めるためのポイントをご紹介します。

Database-as-a-Service(DBaaS)とは?メリット・デメリットと導入判断のポイントを徹底解説

特にテック系企業など創業期の会社によくある疑問が、「特定の機能を外注すべきか、それとも社内で行うべきか」という点です。自前でチームを雇うにも、外部企業に依頼するにも費用がかかるように感じられ、決断が難しいこともあります。

しかしデータベースとなると、適切に管理しないと状況はたちまち複雑化します。そこで本記事では、DBaaSが貴社にとって良い選択肢かどうかを見極めるために、そのメリットとデメリットを順番に見ていきましょう。

そもそもデータベースが必要な理由とは?

データベースとは、情報を索引付きで保存するためのコンピュータシステムです。ビッグデータ時代の現在、企業は膨大な量の情報を保管する必要があります。さらに重要なのは、その情報を確実に取り出し、ビジネス上の意思決定に活かせることです。データベースがあれば、日常の業務プロセスで収集したデータを保存・整理・加工・検索できるようになります。

データベースには大きく分けて「SQL」と「NoSQL」の2種類があります。SQLはデータベースを構築するために使われるプログラミング言語で、業務内容によっては不可欠な存在です。柔軟性に欠ける面はありますが、その分、厳格で信頼性の高いデータベースを構築できます。

一方、MongoDB®のようなNoSQLデータベースは柔軟性が高く、稼働中でも変更を加えられるため、状況に応じたクエリや情報の抽出が可能です。すべてのユースケースに適しているわけではありませんが、その高い適応力によって、独自のデータベース管理や有用なデータ操作が実現します。

DBaaSとは何か?

DBaaS事業者は、機材・ソフトウェア・インフラストラクチャを提供し、企業が自社内で一から環境を構築する代わりに、DBaaS事業者のインフラ上でデータベースを稼働できるようにするサービスです。

例えば自社でデータベースを運用しようとすれば、ハードウェアの購入と組み立て、ソフトウェアの購入とインストール、電気代の負担に加え、SQLまたはNoSQLを使ったデータベースシステムの構築まで、すべて自前で行わなければなりません。膨大な開発者工数が必要となり、SQL開発者が社内にいない場合は深刻な障害になるでしょう。

DBaaSのメリット

DBaaSを利用すれば、以下のような手間やコストから解放されます。

  • 機材やソフトウェアライセンスの購入が不要になる
  • 専任のデータベース開発者を確保する必要がない
  • データベースシステムを自前で構築する必要がない
  • システム保守のための大規模なITチームを採用する必要がない
  • サーバー稼働による高額な電気代を支払わなくてよい
  • アップタイム保証がないことを心配しなくてよい
  • 経験豊富なDBaaSチームがいるため、さまざまなバグやトラブルへの対応を気にしなくてよい
  • 停電や自然災害への対策を自分で講じる必要がない
  • DBaaSは最先端のサーバーとハードウェアを使用しており、ほとんどの中小企業の設備より優れているため、機器の陳腐化を心配しなくてよい

このように、データベース運用に割ける人員を確保できない企業にとって、アウトソーシングが有力な選択肢となる理由がお分かりいただけるでしょう。ただし、だからといって社内運用のデータベースに価値がないわけではありません。

DBaaSのデメリット

DBaaSの最大の弱点は「制御」の問題です。データベースを稼働させるサーバーに直接アクセスできないため、サーバーの物理的な安全性や、機密データを守るサイバーセキュリティに対して、直接的な影響力を持てません。また、何らかの理由でDBaaSシステムがダウンした場合、データベースにアクセスできなくなります。最後に、規模拡大時のコスト問題もあります。事業がある一定の規模に達すると、自社でデータベースを構築・運用するほうが経済的になります(Google®などがその好例です)。

こうした懸念は主として、DBaaS事業者に匹敵する専門知識を持ち、自社サーバー施設を維持するだけの規模がある企業に関わるものです。中小規模の企業であれば、依然として自社運用はコスト面で割に合わない可能性が高いといえます。

DBaaSを使うべきケース

データベースのアウトソーシングを検討する際に考慮すべき最大のポイントは、次の問いです。「DBaaS事業者は、自社よりも優れたデータベースサービスを提供できるか?」もし貴社がシリコンバレーの巨大企業のように、開発者やIT管理者の大部隊を擁しているなら、遠慮なく自社のニーズに合わせた独自のデータベースを構築し、倉庫いっぱいのサーバーで稼働させればよいのです。

しかし、ほとんどの企業はそこまでの規模にはありません。また、自社でデータベースチームを編成できる余裕のある規模の企業であっても、すでに必要なインフラを整えた専門家へ作業と保守を委託するほうが、費用対効果に優れるケースがあります。住宅リフォームの際に配管工や電気工事士に依頼するのと同じように、適切な道具をすでに備えた分野の専門家に任せることで、ビジネスを最高効率で回せるのです。

RackspaceのDBAサービスについて、ぜひ詳しくご覧ください。

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