MongoDB Atlasでのデータベース作成と接続方法をわかりやすく解説
はじめに
MongoDBは、汎用的な用途で広く利用されているNoSQLデータベースのひとつです。オープンソースのドキュメント指向データベースであり、C++で構築されている点が特徴です。
この記事では、以下の手順について順を追って解説します。
- クラウド上でのクラスタ作成
- 接続用ツール「MongoDB Compass」のインストール
- Compassを使用したMongoDBクラスタへの接続
- データベースの作成
MongoDBの基本用語
MongoDBを扱う前に、まず押さえておきたい基本的な用語を確認しましょう。
データベース(Database)
コレクションを格納する物理的なコンテナです。
コレクション(Collection)
MongoDBドキュメントのグループです。OracleなどのRDBMSにおける「テーブル」に相当します。
Oracle SQLとNoSQL(MongoDB)のオブジェクトは、この対応関係をもとに比較すると理解しやすくなります。
クラウドオプション:MongoDB Atlasとは
MongoDB Atlasは、AWS・Azure・Google Cloudという3大クラウドプラットフォームを基盤とした、グローバルなクラウドデータベースサービスです。数回のクリック操作だけで、MongoDBデータベースのデプロイ、運用、スケーリングを実現できます。
ここからは、クラウド上にMongoDB環境を構築する具体的な手順を見ていきましょう。
まず、Googleアカウントなどでhttps://cloud.mongodb.com/ にログインします。ログイン後、以下の手順でデータベースを作成できます。
ステップ1:データベースの構築
「Build a Database(データベースを構築)」をクリックします。今回は無料で利用できる「Shared(共有)」プランを選択しましょう。
ステップ2:クラウドサービスプロバイダーの選択
任意のクラウドサービスプロバイダー(AWS / Azure / Google Cloud)を選択します。ここでは例としてAzureを選んでいます。
ステップ3:クラスタの作成
「Create Cluster(クラスタを作成)」ボタンをクリックしてクラスタをデプロイします。
ステップ4:ネットワークアクセスの設定
クラスタの作成が完了したら、「Network Access(ネットワークアクセス)」設定でお使いのローカルデスクトップからアクセスできるよう、IPアドレスのエントリを追加します。セキュリティ確保のため、必要なIPのみを許可するのがおすすめです。
ステップ5:データベースユーザーの作成
クラスタへアクセスするためのデータベースユーザーも作成しておきます。ユーザー名とパスワードを設定し、適切な権限を付与しましょう。
ステップ6:接続文字列の保存
その後、MongoDB Compassを使ってクラスタに接続します。接続時に必要となる接続文字列(URL)を必ず控えておいてください。
MongoDB Compassのインストール
次に、GUIツールであるMongoDB Compassをインストールします。以下の公式ダウンロードページから入手できます。
Windowsの場合は、インストーラーファイル(mongodb-windows-x86_64-5.0.3-signed.msi)をダウンロードしてください。
{https://www.mongodb.com/try/download/community}
MongoDB Compassでの接続とデータベース作成
インストールが完了したら、MongoDB Compassを起動します。
接続画面の接続文字列欄に、先ほど保存しておいたURLを貼り付けて接続します。
接続に成功すると、クラスタ内のすべてのデータベース一覧を確認できるようになります。
下のスクリーンショットでは、「Training」というデータベースをワンクリックで作成しています。このように、直感的な操作でデータベース管理が行えるのがCompassの魅力です。
まとめ
この記事では、MongoDB Atlas上でクラスタを作成し、そのクラスタ内にMongoDBデータベースを構築するまでの一連の流れをご紹介しました。Atlasを活用すれば、インフラ構築の手間をかけずに、すぐに本番級のデータベース環境を準備できます。まずは無料プランで試してみることをおすすめします。
ご意見やご質問がある場合は、フィードバックタブからお気軽にお寄せください。また、私たちとの対話も歓迎しています。
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