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Galaxyのエッジパネルを徹底活用:単なるアプリランチャーから最強の生産性ツールへ

Galaxyのエッジパネルを徹底活用:単なるアプリランチャーから最強の生産性ツールへ

著者のTashreef氏は、学生時代に学校の図書室で技術誌『CHIP』に出会ったことがきっかけでコンピュータサイエンスを専攻。2012年以降、Windows ReportやHow-To Geekなどに1,000本以上のハウツー記事を執筆し、現在は2007年から愛用しているMakeUseOfでMicrosoft Windows関連の記事を担当しています。ウェブサイトや技術ブログの構築経験を持ち、実践的な開発者視点を記事に活かしており、ポートフォリオはitashreef.comで公開中です。ほかにも複雑なトピックをわかりやすく解説する短い動画を制作しており、趣味はゲームとアニメ鑑賞です。

フラッグシップのSamsungスマートフォンを購入する人の多くは、高性能なハードウェア、優れたカメラ、そしてAndroidスキンの中でも屈指の完成度を誇るOne UIが目当てでしょう。しかし、One UIの中で最も活用されていない機能のひとつが、画面の端にひそむエッジパネルです。多くの人はこれを煩わしい存在、あるいは飾り過ぎたアプリランチャーと見なしてオフにしてしまいます。

ところが実際には、エッジパネルはアプリランチャーの枠を超えた可能性を秘めています。玄関チャイム用のRingアプリ、スマートサーモスタット用のNestアプリ、クリップボードマネージャー、デジタルコンパス、連絡先やGoogleマップへのクイックアクセス、さらには手軽な天気予報の確認までこなせます。少し設定を工夫するだけで、筆者にとってスマホで最も役立つ機能へと生まれ変わりしました。

目的に合ったアプリを選ぶ

毎日実際に開くアプリから登録する

エッジパネルには初期状態でメッセージ、電話、カレンダーなどの標準アプリが登録されています。悪くはありませんが、これらはホーム画面からすぐ開けるものばかり。エッジパネルの本来の目的は、使用頻度は高いのに、メイン画面に常時置いておきたくないアプリを表示することにあります。

筆者の場合、決済アプリ、SlackやAsanaといった仕事用アプリ、玄関チャイムのRingアプリ、パスワード管理ツールを登録しています。1日に何度も開くアプリですが、ロック解除のたびにアイコンが並んでいる光景は避けたいところです。あなたのリストは生活スタイルによって変わるはずです。在宅ワークが中心ならサーモスタットアプリやスマートプラグのコントローラーが有力候補になりますし、出張や旅行が多いなら地図アプリや翻訳アプリの方が実用的でしょう。

アプリを追加するには、画面端からスワイプしてパネルを開き、下部の鉛筆アイコンをタップして編集画面に入ります。下のリストからパネルの空きスロットへドラッグすればOKです。アプリパネル内にフォルダを作成して類似アプリをまとめることもできるため、登録数が増えてきたときの整理に便利です。

もうひとつ設定しておきたいのが「アプリペア」機能です。同じ2つのアプリを頻繁に分割画面で使うなら(例:上にYouTube、下にメモアプリ)、その組み合わせをエッジパネルに保存すれば、ワンタップで両方を分割表示できます。手動で分割画面を組む際にかかる3〜4回のタップをまるごと省略できるのは大きいです。

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エッジパネルはアプリ起動だけではない

連絡先、クリップボード、コンパス、必要な道具をすべて一手に

Galaxyのエッジパネルを徹底活用:単なるアプリランチャーから最強の生産性ツールへ提供:Tashreef Shareef / MakeUseOf

エッジパネルは「飾り過ぎたアプリランチャー」と見られがちですが、実際はそれ以上の存在です。エッジパネルは複数のパネルタイプに対応しており、パネルを開いた状態で左右にスワイプするだけで切り替えられます。有効化するには「設定 > ディスプレイ > エッジパネル > パネル」へ進み、使いたいものにチェックを入れましょう。

いくつか試した結果、筆者が主に使い続けているのは「アプリ」「クリップボード」「ツール」「リマインダー」の4つです。クリップボードパネルには直近にコピーした複数の履歴が残るため、メッセージとドキュメントを行き来しながら、1〜2日前にコピーしたテキストを貼り付けたい場面で重宝します。リマインダーパネルでは、別アプリを開かずに素早くメモやタスクを書き留められます。ツールパネルはデフォルトでコンパスが起動しますが、右上の三点メニューからカウンター、懐中電灯、水準器、定規などへ切り替え可能。筆者は主にカウンターとコンパスを行き来していますが、その他のツールもいざという時にあると助かります。

さらに、Galaxy Storeから追加パネルをダウンロードできる点がエッジパネルの真骨頂です。答者が最も活用しているのは「Browser Quick Links」で、よく訪れるウェブサイトへのショートカットをパネルに直接ピン留めできます。仕事用のダッシュボードや参照サイトを登録しておけば、ブラウザを先に起動したり、ホーム画面にURLショートカットを乱立させたりする必要がありません。このほかにもクイックノート、家計管理、RSSフィード向けのパネルなどが揃っています。

なお、有効にするパネルは3〜4個程度に抑えるのがおすすめです。一時期7個で運用したこともありますが、スワイプでの切り替えがすぐに億劫になりました。追加は控えめにするのが賢明です。

Good Lockでエッジパネルを自由にカスタマイズ

Home Upが補ってくれる、純正設定にない細かなコントロール

Galaxyのエッジパネルを徹底活用:単なるアプリランチャーから最強の生産性ツールへ提供:Tashreef Shareef / MakeUseOf

初期状態のままでは、エッジパネルのハンドル自体のカスタマイズ幅はかなり限られています。位置を左端か右端に変更できる、固定できる、色・サイズ・透明度を調整できる——それくらいです。実際の使用時の挙動まで変えたいなら、「Good Lock」アプリとその「Home Up」プラグインが必要です。どちらもGalaxy Storeから無料で入手できます。

Home Upをインストールして有効化したら、項目一覧を下へスクロールし、「エッジパネル」のトグルをオンにします。すると、純正の設定画面には存在しない専用ページが現れます。ここでぜひオンにしたいのが「スクロールなしでより多くの項目を表示」。パネル1画面に収まるアプリ数が増え、長い縦列をスクロールする手間が省けます。「最近使用したアプリセクションをスクロール」の設定もあり、パネル上の最近のアプリ領域が固定表示ではなくスクロール可能になります。

筆者にとって最も有用なのがビュータイプの設定です。デフォルトでは、エッジパネルから起動したアプリは全画面で開きますが、Home Upを使えば「分割画面」や「ポップアップ画面」で開くよう変更できます。特にポップアップ表示は、メッセージの確認や支払い完了のチェックなど、現在の作業を中断せずにさっと確認したい場面で絶大な威力を発揮します。

さらにHome Upには「没入型(フルスクリーン)モードでエッジハンドルを表示」というトグルも用意されています。通常、フルスクリーンアプリ表示中はハンドルが消えてしまうため、YouTubeやゲームを長時間使う人にとっては、この設定がないとエッジパネルの価値が半減してしまうのです。

Galaxyのエッジパネルを徹底活用:単なるアプリランチャーから最強の生産性ツールへ

Good Lock

OS: Android
開発元: Good Lock Labs

Good LockはSamsung Galaxyデバイス向けの強力なカスタマイズスイートです。多数のモジュールとプラグインを通じて、ロック画面、ホーム画面、ナビゲーションバー、キーボード、通知など、スマホのほぼあらゆる要素を自分好みに調整できます。

間違いなく役立つ隠れた名機能

エッジパネルが「ただのギミック」と片付けられるのは、初期状態のままでは本当に物足りないからです。画面の端にアプリショートカットが数個並んでいるだけで、スマホの使い方が劇的に変わることはありません。しかし、適切なパネルを追加し、自分に合ったアプリを選び、Home Upで細部を詰めれば、どこからでも呼び出せる「浮遊ツールボックス」のような存在へと進化します。

何年も前からエッジパネルをオフにしているという人も、数分だけ時間をかけてきちんと設定してみる価値は十分にあります。デフォルトのままではその魅力は伝わりませんが、自分仕様に育て上げたパネルなら話は別です。気に入らなければいつでもオフに戻せますが、おそらく戻すことはないはずです。

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