Googleアシスタントの新機能「ルーティン」とは?設定方法と使い方を徹底解説

音声操作に対してどんな印象をお持ちであれ、各テック企業がこぞってあらゆる製品に音声コントロールを組み込もうとしているのは事実です。たとえば、衛生器具メーカーのKohlerは、高級トイレ「Numi」に音声コマンド機能を搭載しました。とはいえ、用を足した後に「流して!」と叫べるからといって、レバーやボタンを押すよりも圧倒的に便利になるわけではなさそうです。
それでも、音声操作の普及は止まる気配がありません。AppleのSiriやAmazonのAlexaといったスマートアシスタントの成功は、制限こそあれど、この分野に大きな市場が存在することを証明しています。Googleもまた、最新の機能によって自社のアシスタント技術を競合の一歩先へ進めようとしています。
その新機能の名前は「ルーティン(Routines)」。ひとつの命令だけで複数のアクションを連続して実行できるようにするものです。まだ発展途上でありいくつかの制限がありますが、日々の暮らしをシンプルにしてくれる魅力的な機能と言えるでしょう。
「ルーティン」とは何か?

ルーティンとは、特定のフレーズを声に出すだけで、さまざまなタスクの実行を自動化できる機能です。たとえば「おはよう」と話しかけると、Googleアシスタントが「朝のルーティン」を実行します。これには、スマートフォンのサイレントモード解除、天気予報の読み上げ、通勤経路の交通情報の案内などが含まれます。
ルーティンでできること
現時点でGoogleアシスタントが実行できるルーティンは、以下の6種類のみです。
- おはよう(Good morning)
- 外出する(Leaving home)
- 出勤中(Commuting to work)
- 帰宅途中(Commuting home)
- ただいま(I'm home)
- おやすみ(Bedtime)

それぞれのルーティンは、多彩なアクションで自由にカスタマイズできます。たとえば「出勤中」のルーティンでは、その日のニュース見出しを読み上げたり、お気に入りの音楽を再生したりできます。「帰宅途中」のルーティンなら、日中に受け取った未読メッセージを読み上げたり、遠隔でサーモスタット(空調)を調整したりすることも可能です。ルーティンは、ひとつのフレーズの呼びかけで複数のアクションをまとめて実行するために設計されています。
ルーティンの設定方法
ルーティンを使い始めるには、まずGoogle Homeアプリを入手しましょう。AndroidとiOSの両方に対応しています。アプリをインストールしたら起動し、メニューを開きます。そこから「その他の設定(More Settings)」を選択し、下へスクロールして「ルーティン(Routines)」をタップします。あとは用意された既成のルーティンを選び、カスタマイズを始めましょう。
トリガーフレーズを選ぶ

最初に変更できるのは、ルーティンを起動するきっかけとなるフレーズです。たとえば「おはよう」ルーティンは、「おはよう」と言うことで起動します。機械に挨拶するのがなんだか気恥ずかしいという方は、「今日の予定を教えて」や「起きたよ」など、好きなフレーズに変更しても問題ありません。
アクションをカスタマイズする
起動フレーズを決めたら、そのフレーズを口にしたときに何が起こるのかを細かく設定していきます。アクションの横にあるチェックボックスにチェックを入れればルーティンに追加され、外せば除外されます。また、アクションの横に歯車アイコンが表示されている場合は、さらに詳しいカスタマイズが可能です。歯車アイコンをタップして、そのアクションに関連するオプションを確認してみてください。

基本アクションのリストを下へスクロールすると、「その後再生(And then play)」というセクションが現れます。ここでは、ルーティンの最後に何を行うかを選択できます。音楽の再生、ポッドキャストやオーディオブックの視聴、ラジオ局の選局、ニュースの聴取などが用意されています。これらの各オプションにも歯車アイコンが付いており、タップすれば再生ソースをカスタマイズ可能です。たとえばニュースを再生したい場合、CNNやNPRなど、特定のニュース提供元を指定することができます。

現時点では制限もあるものの、ルーティンはエキサイティングな可能性を秘めた新機能です。今後、Googleが現在の6種類を超えるさらなるルーティンを追加してくれることが期待されます。加えて、ユーザーが独自のカスタムルーティンを作成できるようになれば、この機能の有用性はユーザーの想像力次第で無限に広がるでしょう。
あなたはルーティンを試したことはありますか?この新機能は役立ちそうですか?まだ使っていないのであれば、試してみる予定はありますか?その理由も添えて、ぜひコメント欄でお聞かせください!
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