Google Sodar(ソーダー)でソーシャルディスタンスを簡単に確保する方法
ソーシャルディスタンス(社会的距離の確保)は、一時的な新しい常識となっています。しかし、推奨される2メートル(約6フィート)の距離が実際どれくらいなのか、頭の中で正確に計算するのは難しいものです。そんなときに役立つのが「Google Sodar(ソーダー)」です。対応するAndroidデバイスで使えるこのツールを使えば、適切な距離の把握がぐっと簡単になります。しかも無料で、驚くほど使いやすいのが魅力です。
Google Sodarとは?
Google Sodarは、対応するAndroidデバイスの拡張現実(AR)機能と連携して動作するウェブサイトです。現時点ではAndroid専用ですが、iOS版も今後登場する可能性があります。
サイトを開くと、スマートフォンのカメラを使って目の前の様子を映し出せます。Sodarは安全な距離を測定し、2メートルが実際にどれほどの距離なのか、そして誰かがあなたの安全スペース内に入っていないかを、画面上に仮想的に表示してくれます。「6フィート離れて」と言われ慣れている方のために補足すると、2メートルは約6.5フィート強に相当します。
必要なもの
Google Sodarを使用するには、以下の3点が必要です。
- 対応するAndroidデバイス(最も簡単な確認方法は、デバイスから直接Sodarのサイトにアクセスしてみることです)
- Android版Chromeブラウザ
- Google Play Services for AR(ARCore)。多くのデバイスにはデフォルトでインストールされていますが、普段使用しない場合はアップデートが必要なことがあります
まずChromeがインストールされていない場合はダウンロードし、すでにある場合は最新版にアップデートしておきましょう。次に、Chromeブラウザで「sodar.withgoogle.com」にアクセスします。なお、現在このサイトはChromeでのみ動作する点に注意してください。
Sodarの使い方
スマートフォンが対応機種であれば、ARを使用する準備ができているか確認する画面が表示されます。その後、緑色の「Launch(起動)」ボタンが表示されるか、ARCore(Google Play Services for AR)のインストールを求められます。
ChromeとARCoreがまだカメラへのアクセス権を持っていない場合、許可を求めるダイアログが表示されます。周囲の状況をサイトが認識するためには、この許可が必須です。ARCoreがカメラ映像へのアクセスを必要とするのは、カメラの映像の上に拡張現実のオーバーレイを表示するためです。もし気になる場合は、「設定 → アプリ」から各アプリを個別に選択し、「権限」でカメラへのアクセスを取り消すこともできます。Sodarの使用後は、カメラ権限をオフにしておくと安心です。
準備が整うと、カメラを床に向けるよう指示されます。スマートフォンをゆっくりと円を描くように、あるいは左右に動かすと、画面が白いドットで埋め尽くされます。これは完全に正常な動作です。最初は「何か失敗したのでは?」と不安になるかもしれませんが、心配いりません。
ドットが表示されたら、スマートフォンを持ち上げて、カメラをまっすぐ前、またはやや前方の地面に向けます。すると、目の前に2メートルの曲線が表示されます。白いドットの範囲が、あなたの安全なソーシャルディスタンスエリアを示しています。つまり、他の人はこの白いドットのエリアの外側にとどまるべきということです。
実際、役に立つの?
筆者も最初は、実際に試すまで本当に役立つのか半信半疑でした。測定などしなくても、だいたいの距離感は分かっているつもりだったのです。ところが実際に使ってみると、6フィート(2メートル)という距離は、想像していたよりもかなり長いことに気づきました。考えてみれば、買い物に行くときに両腕を左右に広げた状態で歩く人はいませんよね。
外出先で常にGoogle Sodarを使い続けることをおすすめはしませんが、公共の場でどうやってソーシャルディスタンスを保つべきかを学ぶには、非常に優れたツールです。配偶者や同居人、親戚などと暮らしているなら、まず自宅で練習してみましょう。一度距離を目で見て確認できれば、外に出たときにもその距離感をイメージしやすくなります。それでも不安な場合は、外出先で少しSodarを使用してもよいでしょう。ただし、使用後は必ずスマートフォンを消毒することをお忘れなく。
現時点ではアプリ版は提供されていませんが、需要が十分に高まれば開発される可能性があります。iOSユーザー向けの対応についても同様です。
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