iPhoneのバッテリーを長持ちさせる10の設定術|充電なしで1日持ちさせるコツ
iPhoneユーザーの多くが一度は感じたことがあるはず——「バッテリーがもう少し長持ちしてくれたら」と。バッテリー技術そのものの進化には時間がかかりますが、iOSの賢い設定やちょっとした工夫次第で、ヘビーに使ってもほぼ1日持たせることが可能です。この記事では、iPhoneのバッテリー寿命を最大限に延ばすための実践的なテクニックを詳しく解説します。これらを活用すれば、充電器を家に置いて出かけられる日も近づくはずです。
バッテリーを大量消費しているアプリを特定する
バッテリーを節約する第一歩は、どのアプリが最も電力を消費しているのかを把握することです。「設定」→「バッテリー」を開き、バッテリー使用量の多いアプリのランキングを確認しましょう。リストの表示まで数秒かかる場合がありますが、表示されればバッテリーを食いつぶしている犯人が一目瞭然になります。
このリストには意外なアプリが並んでいることも少なくありません。例えばFacebookなどが典型例です。Facebookアプリを削除し、Safari経由でWeb版にアクセスするだけでも、バッテリー消費を大幅に抑えられます。また、このリストを見れば、自分がどのアプリやゲームにどれほど依存しているかも客観的に把握できます。原因となるアプリが分かったら、使用頻度を減らしたり代替手段を検討したりするだけで、バッテリー寿命は大きく改善します。
Appのバックグラウンド更新をオフにする
iPhoneの「Appのバックグラウンド更新」は、便利な半面バッテリー消耗の大きな要因にもなる機能です。この機能が有効になっていると、アプリがバックグラウンドで自動的に内容を更新し、次に開いたときにすぐ最新情報が表示される仕組みになっています。メールアプリやマップ(GoogleマップやAppleマップ)など、常に最新データが必要なアプリには有効ですが、それ以外の多くのアプリにとっては必須ではありません。
すべてのアプリで一括オフにする必要はありませんが、無効化するアプリが増えるほど、取り戻せるバッテリー時間も増えます。設定状況は以下の手順で確認できます。
1. 「設定」アプリを開きます。
2. 「一般」→「Appのバックグラウンド更新」へ移動します。
3. アプリの一覧をスクロールし、あまり使わないアプリや不要なアプリの機能をオフにします。
モバイルデータ通信よりもWi-Fiを優先する
バッテリー節約の観点では、Wi-Fi接続が断然おすすめです。モバイルネットワークはWi-Fiよりも多くの電力を必要とするため、バッテリーの減りが速くなります。
「設定」→「モバイル通信」を開くと、モバイルデータを使用しているアプリの一覧を確認できます。YouTube、Netflix、Facebookなどがデータ通信量の上位に来ることが多いでしょう。モバイルデータで使う必要のないアプリがあれば、個別にオフにしてバッテリーを節約しましょう。
低電力モードを活用する
低電力モードは、さまざまな機能を無効化または制限することで電力消費を抑えるモードです。
有効にするには、「設定」→「バッテリー」から「低電力モード」をオンにします。このモードが有効になると、iPhoneでは以下のような変更が行われます。
- メールの取得が停止される(標準メールアプリの場合)
- 「Hey Siri」が動作しなくなる
- Appのバックグラウンド更新が完全に停止される
- 自動ダウンロードが一時停止される
- 一部の視覚効果が軽減される
- 画面の自動ロックが30秒に短縮される
- iCloud写真のバックグラウンド同期が停止される
低電力モードがオンの間、ステータスバーのバッテリーアイコンは黄色く表示されます。充電が80%以上になると、自動的に解除されます。
ダークモードを使う
研究によると、ダークモードはバッテリーへの負荷が少なく、目にも優しいことが分かっています。特に有機ELディスプレイを搭載した機種では効果が顕著です。ダークモードはiPhone X、XS、XS Max、iPhone 11 Pro、11 Pro Maxなどで利用可能です。「設定」→「画面表示と明るさ」を開き、外観モードを「ライト」から「ダーク」に切り替えるだけで設定できます。
通知を制限する
通知の数を減らすのも、手軽にできるバッテリー節約策のひとつです。通知が届くたびに、画面が点灯し、Wi-Fiや携帯電話基地局との接続処理が発生するためです。
通知を減らす手順は以下の通りです。
1. 「設定」アプリを開き、「通知」をタップします。
2. アプリごとに(アプリ数が多いと大変ですが)順番に確認し、バナーやサウンド、バッジなどの通知スタイルを必要に応じて調整します。
3. オフにする通知が多いほど、取り戻せるバッテリー時間も増えます。
画面の明るさを下げる
画面の輝度を上げすぎると、バッテリー消費に悪影響を及ぼします。明るさが高いほど、消費電力も増えていきます。
画面の明るさは、コントロールセンターまたは「設定」→「画面表示と明るさ」から調整できます。自動明るさ調整を有効にしておけば、環境に応じた適切な明るさを保てますが、屋外で長時間最大輝度にするのは避けたほうが賢明です。
位置情報サービスをオフにする
位置情報やGPS追跡機能は、特にマップアプリなどでは非常に便利ですが、頻繁に使うとバッテリー寿命に影響します。
位置情報の設定は以下の手順でアクセスできます。
1. 「設定」アプリを開きます。
2. スクロールして「プライバシー」を選択します。
3. 「位置情報サービス」をタップします。
ここでアプリごとの一覧を確認し、どのアプリが位置情報を利用しているかを把握できます。天気、メール、店舗系アプリなどは、より良いサービス提供のために位置情報を求めてくることがあります。一方、そうしたアクセスが不要なアプリも多いため、個別にオフにすればバッテリーを守れます。位置情報サービス自体を完全にオフにすることも可能ですが、その場合はドライブ中にマップアプリの案内を受けられなくなる点に注意が必要です。
以上のように、iPhoneのバッテリーを節約する方法は数多くあり、どれも簡単に実践できます。さらに、Siriやダイナミック壁紙といった小さな要素も毎日少しずつバッテリーを消費しているため、不要であればオフにしておくとより効果的です。
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