Androidでアプリを完全にアンインストールする方法|残ったデータもきれいに削除

使わなくなったアプリは、新しいアプリのための空き容量を確保するためにアンインストールしたくなりますよね。アプリのアンインストール自体は簡単で、アプリ一覧から対象のアプリを見つけて「アンインストール」ボタンをタップするだけです。しかし、Androidでアプリを完全にアンインストールするのは、そう簡単ではありません。
残念ながら、クリーンなファイルシステムを好む人にとって厄介なことに、Android端末では一部のアプリがアンインストール後に「孤立ファイル(オーファンファイル)」を残すことがあります。これらのファイルはアプリが本来の機能を果たすために作成したものですが、アプリの削除後も適切に消去されずに残ってしまうのです。使われていないファイルやフォルダがシステム内に徐々に蓄積されていくのは、かなりストレスフルなものです。そこで必要になるのが、残存アプリデータを確実に削除する方法です。
手動でデータを消去する
アンインストール後に残るデータ量を減らすには、事前にアプリのデータを消去しておく方法があります。完璧な方法ではありませんが、追加アプリをインストールせずに済む手軽な解決策です。なお、この操作はアプリをアンインストールする前に行う点に注意してください。
まず端末の「設定」を開きます。機種によって操作は異なりますが、通常は設定アプリから、または通知バーを下ろして歯車アイコンをタップすればアクセスできます。次に「アプリと通知」を選択しましょう。なお、Android 10以降では項目名が「アプリ」などに変更されている場合があります。

「アプリ情報」をタップします。

アンインストールしたいアプリを選択し、「ストレージ」をタップします。

「データを消去」や「キャッシュを消去」を選択します。アプリによっては「データ管理」という項目があり、追加の設定やデータを消去できる場合もあります。たとえばブラウザアプリなら、ブックマークや保存されたパスワードを削除できることがあります。

これにより、アプリが作成していた追加データが消去され、よりクリーンなアンインストールにつながります。
フォルダを削除する
アプリの完全な削除方法を調べていると、ファイルマネージャーアプリに残されたフォルダに気づくことがあるでしょう。これはAndroidでアプリを完全にアンインストールするためのもう一つの手動の方法です。
端末をパソコンに接続するか、ファイルマネージャーアプリを使用します。Android端末にプリインストールされているファイルマネージャーでも、ほとんどの場合十分に機能します。
筆者の場合は「ファイルマネージャー」がデフォルトアプリです。どのアプリを使う場合でも、検索機能で削除したいアプリの名前を検索しましょう。特徴的な単語ひとつでも見つけやすくなります。

削除してよいのは、削除したいアプリだけに関連していると確信できるファイルやフォルダのみにしてください。誤ってシステムファイルを消さないよう、作業前に端末のバックアップを取っておくことをおすすめします。
SD Maidで残存データを掃除する
きちんとしたクリーンアップを行いたい(あるいはシンプルなアプリでの解決策を求めている)なら、SD MaidはAndroidスマホの残存アプリデータを削除するのに最適なツールです。一般的なクリーナーアプリで、一部の機能は有料版(プレミアム)でロックされていますが、不要ファイルの掃除機能は無料で利用できます。
SD Maidを起動すると、いくつかの機能が表示されます。目的の機能は、その名も「CorpseFinder(死体探し)」という少し不気味な名前のものです。名前をタップすると機能の説明が表示され、右側の円形矢印をタップするとスキャンが始まります。

アンインストール済みアプリが残したファイルを自動的に探し出します。スキャン後、ファイルが見つかったかどうかが表示されます。「CorpseFinder」ボタンをタップして孤立ファイルと判断されたファイルの一覧を確認するか、右側のゴミ箱アイコンを押してまとめて削除できます。
結果画面では、個別のファイルをタップして削除したり、長押しで複数選択して一括削除することも可能です。CorpseFinderが検出した特定のファイルだけを狙って削除したい場合に特に便利です。

特定のファイルを除外(保持)したい場合は、他のファイルが選択されていない状態で、保持したいファイルを長押しし、上部のピンアイコンを選択してください。

ESファイルエクスプローラーを使う
ESファイルエクスプローラーは、SD Maidよりも多機能なファイル管理アプリです。親会社をめぐる法的問題によりGoogle Playストアからは削除されましたが、アプリ自体は今でも高機能で根強い人気があります。利用するにはAPKPureなどのサードパーティストアからダウンロードする必要があり、その際は「提供元不明のアプリ」のインストールを許可してください。
このアプリの中核となる機能は、端末内だけでなく同じネットワーク上にある他の端末のファイルも整理できることです。また、不要ファイルの掃除に役立つ強力な「クリーナー」ツールも搭載しており、不要になったAPKファイル、広告のジャンクファイル、サムネイルファイルなどを検出できます。ただし、ここではESファイルエクスプローラーを使ってAndroidのアプリを完全に削除する方法に焦点を当てて解説します。
使い方は簡単です。ESファイルエクスプローラーをインストールしたら、「クリーナー」ツールを使用します。

アプリが端末をスキャンし、不要なファイルを検出します。アンインストール済みアプリが残したファイルは、結果ページの「残留ゴミ(Residual Junk)」の項目に表示されます。ついでに他の検出結果もチェックして、ファイルシステム全体をすっきりさせてしまいましょう。

結果をタップすると詳細が表示され、右側のチェックマークで削除するファイルを選択・解除できます。選択が完了したら「今すぐクリーン」をタップすれば、厄介なファイルを一掃してくれます。

まとめ
システム内に不要ファイルが散らばっているのは非常に煩わしいものです。今回紹介したテクニックを使えば、Android端末からアプリを完全にアンインストールし、新しいアプリのためのスペースを確保できます。もちろん、アンインストールせずに特定のアプリのバックグラウンド動作を停止させたり、インターネットアクセスをブロックしたりする方法もあります。プリインストールされたブロートウェア(不要な標準アプリ)の削除にお困りの場合は、そちらの対処法もあわせて参考にしてみてください。
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