Taskerは難しい?初心者におすすめのAndroid自動化アプリ4選

Android向け自動化アプリとして最も多機能なのが「Tasker」ですが、設定がやや複雑で、特に初心者にはハードルが高いのが実情です。さらに、ダウンロード自体が有料である点もネックになります。
「まずは気軽に自動化を試してみたい」という方に向けて、この記事では、最初からお金をかけずに始められる、よりシンプルな自動化アプリを4つ紹介します。どれも直感的に操作できるので、自分に合った1つを見つけてみてください。
1. MacroDroid(マクロドロイド)
価格:無料/Pro版 5.49ドル
MacroDroidは、すっきりとしたインターフェースを持ちながら、多彩な機能を備えた自動化アプリです。ホーム画面の「マクロを追加」ボタンを押し、トリガー(マクロを実行するきっかけとなるデバイス上のイベント)とアクション(マクロ実行時にデバイスが行う動作)を選ぶだけで、簡単に自動化を組み立てられます。さらに、マクロの実行条件を絞る「制約」も任意で設定可能です。
とっつきにくいTaskerの代替として優秀なのがこのアプリです。トリガーは通信状態、日付・時刻、位置情報、センサー、バッテリー・電源など、非常に豊富な種類から選べます。アクションや制約の数も申し分なく、幅広い自動化ニーズに対応できます。

初めて自動化に触れる方は、「テンプレート」カテゴリをチェックしてみましょう。あらかじめ作成されたマクロのライブラリが用意されており、中には実用性の高いものも多数あります。たとえば、YouTubeの広告をスキップするためのマクロなども入手できます。
また、MacroDroidにはフォーラムへの直接アクセス機能があり、他のユーザーと情報交換ができます。使い方で迷ったときは、掲示板で質問してみると良いでしょう。
なお、アプリ自体は無料でダウンロード・インストールできますが、無料版では作成できるマクロの数に制限があり、全機能を使うにはPro版へのアップグレードが必要です。
2. Automate(オートメイト)
価格:無料/Pro版 3.99ドル
Automateは、これからデバイスの自動化を始める方にぴったりのアプリです。先ほどのMacroDroidと同様に、トリガーを選んでそれに応じたアクションを設定する仕組みですが、最大の特徴はフローチャート形式でタスクの構造を視覚的に表示できる点です。フロー図に慣れている人にとっては、非常に扱いやすい設計といえます。

Automateにも、あらかじめ設定済みの「フロー」が多数用意されており、それらを編集しながら内部のフロー図を学べます。たとえば「家を出たらWi-Fiをオフにする」といった便利なフローもあります。これらはコミュニティセクションからアクセスできますが、利用には別途専用アプリのインストールが必要です。
コミュニティ製のスクリプトを追加でダウンロードすることもでき、自信があれば自分でフローを作成するのも面白いでしょう。できることの幅が非常に広く、奥深いアプリです。
MacroDroidと同様、Automateも一定範囲までは無料で使えます。無料版では同時に実行できるブロックが30個までという制限があります。より複雑な図を作ったり、すべてのフローを動かし続けたい場合は、Pro版への切り替えが必要です。
3. Zapier(ザピエル)
価格:無料/有料プラン 19.99ドル〜
業務用途での自動化をお探しなら、Zapierが最適かもしれません。ビジネスツールや生産性アプリを多数併用していて、それらを連携させたい人に理想的なサービスです。
ZapierはWebサービスなので、ブラウザからアクセスして使います。基本的な考え方は前述の2つのアプリと同じですが、こちらの方がはるかにシンプルです。「Xが起きたらYを実行する」という構造でコマンドを設定でき、XとYには連携したい任意の2つのアプリを指定します。Zapierではこうした自動化を「Zap(ザップ)」と呼び、無料アカウントでも同時に5つのZapを稼働させられます。

ZapierにはAndroid専用アプリはありませんが、モバイル関連の機能は一部備えています。スマホ版のあるアプリ同士を連携させることも可能です。たとえば「Instagramに新規投稿したらGmailでメールを送信する」といったZapを作成でき、メールの内容も自由に決められます。Zapを設定したら、テスト実行して意図した結果になるか確認しましょう。
また、「Explore」オプションから豊富なZapテンプレートライブラリを閲覧できます。ゼロから作る手間を省けるテンプレートが見つかることも多いので、ぜひ活用してください。
4. IFTTT(イフトゥット)
価格:無料/Pro版 3.99ドル
IFTTTは、今回紹介する中で最もモダンなデザインの自動化アプリであり、理解しやすさ・使いやすさでも群を抜いています。「Create」ボタンをタップして、最初の「Applet(アップレット=自動化レシピ)」を作るだけでスタートできます。
このアプリを紹介するのは、自動化の基本を学ぶのに最適なツールだからです。その反面、複雑な構造の自動化は作れないため、より高度なことをしたい場合は、このリストの他のアプリを検討するとよいでしょう。

IFTTTは「If This, Then That(もし〜なら、〜をする)」という原理でAppletを作成します。ユーザーはトリガーとアクションをそれぞれのリストから選ぶだけです。SNSとの相性が特に良く、Facebook、Instagram、Twitterといった人気アプリへの対応も充実しています。
「Explore」タブでは、他のユーザーが作成したAppletを覗き見できます。気になるものを見つけて「Connect」をタップすれば、すぐに自分のデバイスで有効化可能です。たとえば「平日の日中のみ、重要なタスクや予定を目立つ通知でお知らせする」といったAppletもあります。
ただし、ダウンロード前に1点だけ注意が必要です。無料版では、ゼロから作成できるAppletは3つまでという制限があります。一方で、他のユーザーが作ったAppletであれば、Pro版に移行しなくても無制限に利用できるのは嬉しいポイントです。
この記事をきっかけに自動化に興味を持った方は、退屈なブラウジング作業を自動化するおすすめChrome拡張機能5選や、AutoHotkeyを使ってWindowsのあらゆる作業を自動化する方法についても、ぜひチェックしてみてください。
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