iPhone・Mac・Windowsなど、あらゆるデバイスでiCloud写真を設定・活用する完全ガイド
Appleの「iCloud」は、さまざまな種類のデータをすべてのデバイス間で同期するための多数の機能で構成されています。その中でも「iCloud写真(iCloud Photos)」は、Appleのエコシステムがどのように連携するかを最もよく体現できるサービスのひとつです。このクラウドベースのサービスは、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple TVはもちろん、Windows PCやWebブラウザからも利用できます。
すでに一部のデバイスでiCloud写真を使っている方も多いでしょう。しかし、このクラウドサービスの仕組みを正しく理解しておくと、日々の使い勝手が大きく向上します。この記事では、あらゆるデバイスでiCloud写真を設定し、活用する方法を詳しく解説します。
iCloud写真とは?仕組みを解説
iCloud写真は、写真ライブラリをクラウド上に保存し、すべてのAppleデバイス間で自動的に同期するクラウドサービスです。iPhoneで撮影した写真は、同じApple IDでサインインしているiPad、Mac、Apple TVなどのデバイスに即座に表示されます。
さらに便利な点として、あるデバイスで写真を編集すると、その変更内容が自動的に保存され、すべてのデバイスに反映されます。また、Apple製デバイスさえあれば、どこからでも「写真」アプリを使って写真や動画を整理することも可能です。
iCloud写真を利用するための準備
まず、お使いのすべてのデバイス(スマートフォン、タブレット、Mac、Apple TV)を最新のソフトウェアバージョンにアップデートしておきましょう。
次に、すべてのデバイスでiCloudの設定を完了させてください。
なお、Windows PCをお使いの場合は、Windows 7以降が必要です。さらに「iCloud for Windows」をダウンロードしてインストールしておきましょう。
iCloud写真を有効にする方法
iPhone / iPad / iPod touchの場合
「設定」→「[あなたの名前]」→「iCloud」→「写真」の順に進みます。「写真」をタップすると各種オプションの一覧が表示されるので、ページ上部にある「iCloud写真」のスイッチをオンにしてください。
Macの場合
画面左上のAppleメニュー()→「システム環境設定」→「Apple ID」と進みます。左側のサイドバーから「iCloud」を選択し、「写真」にチェックを入れれば完了です。
Apple TV(HD / 4K)の場合
「設定」→「ユーザとアカウント」→「iCloud」の順に進みます。ここに「iCloud写真」の項目が表示されるので、必ず有効にしてください。
Windows PCの場合
「iCloud for Windows」を起動し、Apple IDでサインインします。「写真」の横にある「オプション」をクリックし、「iCloud写真」にチェックが入っていることを確認してください。最後に「完了」をクリックし、「適用」を押せば設定完了です。
iCloud写真が対応する画像・動画ファイル形式
あるデバイスの「写真」アプリに保存した写真は、すべてのデバイスに自動的に表示されます。つまり、iPhoneのカメラで撮影した写真だけでなく、外部から入手した画像も「写真」アプリに追加すれば同期対象になります。
iCloud写真が対応している主な形式は以下の通りです。
- 画像形式:HEIF、JPEG、RAW、PNG、GIF、TIFF
- 動画形式:HEVC、MP4
- 特殊なコンテンツ:スローモーション動画、タイムラプス動画、ライブ写真
iCloud写真から写真や動画をダウンロードする方法
iCloud写真のライブラリから写真や動画をダウンロードするには、それらを「写真」アプリの外へ移動します。デバイスが自動的にダウンロードを行うため、ローカルに保存したり、誰かに送信したりと自由に活用できます。
iPhone / iPad / iPod touchの場合
「写真」アプリでダウンロードしたい写真を選択し、「共有」ボタンをタップします。AirDropを使えば別のデバイスへ直接送信できます。そのほか、iMessageやメールで送る方法もあります。
Macの場合
「写真」アプリを起動し、ダウンロードしたい写真を選択します。そのままMacのデスクトップへドラッグ&ドロップすれば、選択した画像が自動的にダウンロードされます。
iCloud写真の無料ストレージ容量はどれくらい?
最後に覚えておきたいのは、Apple IDには無料で5GBのストレージが付属しているという点です。写真ライブラリの容量が大きい場合は、iCloudプランのアップグレードを検討しましょう。現在の料金プランは以下の通りです。
- 50GB:月額99円(米国では$0.99)
- 200GB:月額299円(米国では$2.99)
- 2TB:月額990円(米国では$9.99)
まとめ
Appleは多くの便利な機能やツールを「iCloud」というブランドのもとに隠しています。この記事を通じて、iCloud写真でできることの幅広さを実感していただけたなら幸いです。ぜひ、ほかのiCloud関連機能もいろいろと試してみてください。
最後に、役立つ関連情報をご紹介します。Windows PCをお使いの方は、iCloudとWindows 10をスマートに連携させる方法や、iCloudストレージの管理方法についてもチェックしておくとよいでしょう。
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