知らないと損をする?iPhoneキーボードを極める22の便利なテクニック
Appleのモバイルデバイスは、外出先でも作業をこなせる優れた生産性マシンです。賢いメールアプリやタスク管理アプリを活用している方も多いでしょう。しかし、iOSのキーボード操作そのものを見直したことはありますか?
iPhoneやiPadのキーボードには、入力時間やタップ回数、ストレスを大幅に減らせる小技がたくさん隠れています。毎日たくさん文字を入力するなら、ぜひ以下のキーボード術をマスターしておきましょう。
1. QuickPathでフリック入力のように素早く打つ
iPhoneキーボードのQuickPath機能を使えば、タップではなく指を滑らせるだけで、これまで以上に速く文字を入力できます。最初の文字から次の文字へと指を滑らせて単語全体をつづり、最後に指を離せば画面に単語が表示されます。
もしQuickPathが意図しない単語に変換してしまったら、削除ボタンを1回タップすれば単語ごと消去できます。その後、もう一度スワイプするか、通常どおりタップで入力しましょう。
2. カーソルをドラッグ&ドロップで移動
iPhoneやiPadでは、新しい位置から入力を始めるためにカーソルを移動する場面がよくあります。Appleはどのアプリでも、カーソルを好きな場所へドラッグ&ドロップできるようにしているので、思い通りの位置に簡単に移動できます。
3. トラックパッドモードでカーソルを精密に操作
スペースキーを長押しすると、キーボードがトラックパッドに変身します。指を離さずにトラックパッド上でスライドすれば、単語の途中など、まさに望みの場所へカーソルを動かせます。
さらに、カーソルを動かしている間にもう片方の指でタップすると、テキストの選択を開始できます。
3D Touch対応のiPhoneをお使いなら、スペースキーを押さなくても、キーボードのどこかを強く押し込むだけでトラックパッドモードに入れます。再度強く押し込めばテキスト選択も可能です。
iPadの場合は、キーボード上を2本の指でスライドするとトラックパッドモードになります。ただし、この方法では同時にテキストを選択できない点に注意してください。
4. ダブルタップ・トリプルタップで範囲選択
単語をダブルタップすればその単語が、トリプルタップすれば段落全体が選択されます。選択後はポップアップメニューからテキストを編集できます。このiOS/iPadOSのテクニックを使えば、コピーしたいテキストも簡単に選べます。
5. ピンチ操作でコピー・切り取り・ペースト
選択したテキストをコピーするには、3本の指でピンチイン(つまむ)します。もう一度ピンチインすると切り取りになります。カーソルを新しい位置に移動したら、3本の指でピンチアウト(広げる)すれば貼り付け完了です。
これらのジェスチャーは、画面が広いiPadの方が使いやすいでしょう。iPad Proをお持ちなら、Smart Keyboardのショートカットでコピーやペーストを行うこともできます。
6. ユニバーサルクリップボードでデバイス間コピー
iPhoneとiPadなど複数のAppleデバイスを使っているなら、ユニバーサルクリップボードを活用しましょう。一方のデバイスでコピーしたテキストを、もう一方のデバイスでそのまま貼り付けられます。特別な設定は不要で、各デバイスで通常のコピーやペースト操作をするだけです。
うまく動作しない場合は、両方のデバイスが同じWi-Fiネットワークに接続され、Bluetoothが有効になっているか確認してください。また、両方のデバイスで同じApple IDを使用していることも必要です。
7. 3本指スワイプで元に戻す・やり直す
入力中にミスをしたら、3本の指で右から左へスワイプすると直前の操作を取り消せます。これを繰り返せば、何度でも連続して元に戻せます。
取り消しすぎてしまった場合は、今度は3本の指で左から右へスワイプすればやり直し(リド)できます。
8. シェイクで元に戻す
小さいiPhone画面での3本指スワイプは少し難しいもの。そんなときは、iPhoneやiPad本体を振って取り消すこともできます。ある程度勢いよく振る必要がありますが、振ると「直前の操作を取り消しますか?」というポップアップが表示されます。
9. スペース2回押しでピリオド入力
文を入力した後にわざわざ記号キーボードを開く必要はありません。スペースキーを2回続けてタップするだけで、自動的にピリオドが入力されます。このシンプルなテクニックがあると、長文を素早く入力するのが格段に楽になります。
10. Shiftキーの隠れたテクニック
Shiftキーから大文字にしたい文字へ直接スワイプすれば、一発で大文字を入力できます。iPadでこの技を使うには、まずキーボードを小型化する必要がありますが、小型化すれば他の文字へのアクセスにも活用できます。
また、Shiftキーを2回タップするとCaps Lockがオンになり、Shiftアイコンに下線が表示されて状態がわかります。さらに、片方の指でShiftキーを押さえたまま、もう片方の指で大文字にしたい文字をタップする方法もあります。
11. 数字・記号キーボードからのスワイプ入力
iPhoneやiPadで入力しているとき、画面左下に123またはABCボタンが表示されているはずです。数字や記号、英字を素早く入力したいときは、このボタンから目的の文字へ直接スワイプするだけでOKです。
キーボードを切り替えずに数字や記号を入力できる、非常に時短になるテクニックです。
12. iPadで下スワイプして代替文字を入力
iPadのキーボードでは、各文字キーの上部にグレー表示の数字や記号が見えます。文字キーを下にスワイプして離すだけで、黒い文字の代わりにグレーの文字が入力されます。iPadキーボードで数字や記号を入力するのがとても簡単になります。
13. 文字を長押ししてアクセントや特殊文字を表示
外国語では、英語ではあまり使われないアクセント付き文字や特殊な記号が頻繁に登場します。こうした文字を入力する最も簡単な方法は、該当する文字を長押しすること。利用可能なすべてのバリエーションがポップアップで表示されます。
表示されるのは、à、á、âのようなアクセント付き文字や、¿、¡、€のような特殊記号などです。また、このテクニックは絵文字の肌色を変更するときにも使えます。
14. QuickType予測変換をオフにして画面を広げる
iOS/iPadOSのキーボードには、自動修正とは別に、AppleがQuickTypeと呼ぶ予測変換機能が備わっています。キーボード上部に、あなたが入力しようとしていると思われる3つの候補単語が表示され、いつでもタップして入力の手間を省けます。逆に、この機能を無効化すれば画面スペースを広げられます。
QuickTypeの予測変換をオフにするには、設定 > 一般 > キーボードと進み、予測変換をオフにします。iPhone SEのような小さな画面のデバイスでは特に便利な裏ワザです。
15. テキスト置換でよく使うフレーズを登録
テキスト置換機能を使えば、短いショートカットを頻繁に使う完全な単語・フレーズ・文章に展開できます。メールアドレス、郵便番号付き住所、定型文などを登録しておくと便利です。
iPhoneやiPadで設定アプリを開き、一般 > キーボード > テキスト置換と進みます。追加(+)ボタンをタップして、完全なフレーズと使用したいショートカットを入力しましょう。誤って入力してしまうことがないよう、ショートカットはユニークなものにするのがポイントです。
次回キーボード使用時にショートカットを入力してスペースを押せば、完全なフレーズへ自動的に展開されます。
16. 自動修正の誤変換を拒否する
iPhoneやiPadは、入力中のスペルミスを自動修正します。あまりに自然に修正されるので気づかないことさえありますが、完璧ではありません。ときには、まったく別の単語に勝手に置き換えられてしまうこともあります。
こうした自動修正のミスを元に戻すには、削除ボタンをタップして置き換えられた単語まで戻ります。すると代替候補を含むポップアップメニューが表示され、元々入力していた単語が左側に現れます。任意の候補をタップすれば、その単語を採用できます。
17. マイクで音声入力(ディクテーション)
タイプする代わりに話すのはいかがでしょうか? iOSとiPadOSのキーボードにはディクテーション(音声入力)機能が組み込まれており、インターネットに接続していなくても驚くほど正確に動作します。
キーボードを開いた状態で、右下のマイクアイコンをタップして話しかければ入力開始です。終わったらキーボードアイコンをタップして停止します。誤っている可能性のある単語には青い下線が引かれます。
18. アプリを離れずに辞書で意味を調べる
この便利なテクニックを使えば、今入力した単語の意味をアプリから出ることなく調べられます。単語をダブルタップで選択し、ポップアップメニューから調べるをタップするだけです。
Booksアプリで読書中やSafariでウェブ閲覧中にも同じ操作が可能です。実はSafariには、こうした隠れた便利技がまだまだたくさんあります。
19. PlusモデルのiPhoneで横向きキーボードを試す
iPhone Plusモデルを使っているなら、iPhoneを横向きにしてランドスケープモードのキーボードを試してみましょう。通常のキーに加えて、切り取り・コピー・ペーストや書式設定ツールにもキーボード横から直接アクセスできます。
20. 片手入力キーボードを有効化
片手でiPhoneを使うとき、キーボードの反対側まで指が届きにくく苦労したことはありませんか? 片手用キーボードなら、キーボードを画面の左端または右端に寄せられるので、片手でも楽に入力できます。
左下のキーボードまたは絵文字アイコンを長押ししてポップアップメニューを表示し、下部にある左利き用または右利き用のキーボードをタップしてください。
キーボードが画面端に移動したら、元に戻したいときは表示される大きな矢印をタップすれば中央に戻ります。
21. iPadキーボードの縮小・移動・分割
キーボード中央を2本の指でピンチインすると、iPhoneサイズの小型キーボードに縮小できます。下部のバーをドラッグ&ドロップすれば、画面上の好きな場所へ移動可能です。ピンチアウトすれば元のサイズに戻ります。この小型キーボードでもQuickPathによるスワイプ入力が使えます。
別の方法として、キーボード中央から2本の指でピンチアウトすると、キーボードを左右2つに分割できます。画面の両端に半分ずつ配置されるので、親指で快適に入力できます。2つの半分をピンチで合わせれば元に戻ります。
22. キーボードを非表示にする
必要のないときにキーボードが表示されてしまうことがあります。画面の半分を占めて下のコンテンツが見えにくくなったら、iPhoneやiPadの画面中央から下へスワイプするだけでキーボードを隠せます。
サードパーティ製キーボードでもっと快適に
ここまで紹介したテクニックで、iPhoneやiPadの標準キーボードはかなり強力になりますが、それが唯一の選択肢ではありません。App Storeからダウンロードできるサードパーティ製キーボードの中には、まったく新しい入力スタイルを提供するものも多数あります。
GoogleのGboardにはGoogle検索バーが統合されています。Fleksyはジェスチャー入力に対応し、Chromaはキーボードに鮮やかなカラーを加えます。それぞれの特徴を比較して、自分に合ったキーボードアプリを見つけてみてください。
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