iCloudを使わずにiPadをバックアップする方法|iTunes・FoneBackupの手順を完全解説
iCloudを使わずにiPadをバックアップできる?
iCloudの空き容量が足りず、iCloudを使わずにiPadをバックアップする方法を探している方は多いのではないでしょうか。また、Wi-Fiの接続が不安定で、インターネット経由でのバックアップが難しいというケースもあるでしょう。理由はさまざまですが、結論から言えば「iCloudなしでもiPadはバックアップ可能」です。
最も手軽な代替手段は、パソコンへのバックアップです。一般的にパソコンにはiPadのバックアップを保存できるだけの十分な容量があり、USBケーブルでiPadと接続すればネットワークも一切不要です。さらに、USBメモリや外付けハードディスク(HDD/SSD)にバックアップを保存することもできます。

iCloudを使わないiPadバックアップの2つの簡単な方法
ここからは、iCloudを使わずにiPadをバックアップする具体的な方法を紹介します。利用できるのは「iTunes」と、サードパーティ製ツールの「FoneBackup」の2つです。iTunesはiPad全体のフルバックアップを作成できる一方、FoneBackupはフルバックアップと選択バックアップの両方に対応しています。
方法1:iCloudもiTunesも使わずにバックアップする(FoneBackup)
iCloudのデメリットに悩んでいるなら、Windows向けの本格的なiOSデータ管理ツール「FoneBackup」を試してみてください。iPadのバックアップを自分の思い通りにコントロールしたい場合に最適な選択肢です。FoneBackupを使えば、次のようなことが可能になります。
- ワンクリックでiPad全体をバックアップ、または必要なファイルだけを選択してバックアップ
- バックアップ前および復元前にファイルをプレビューし、必要なものだけを選択できる
- バックアップ先としてパソコン、USBメモリ、外付けHDD、NASなどを選べる
- バックアップ履歴をいつでも確認でき、何をバックアップしたかひと目でわかる
- 既存データを消すことなく、選択したファイルだけを任意のデバイスに復元できる
FoneBackupはiPad Pro(2022)、iPad Air(2022)、iPad mini(第6世代)を含むすべてのiPadモデルに対応しています。ダウンロードボタンからFoneBackupを入手し、以下の手順に沿って数クリックでバックアップを完了させましょう。
ステップ1. FoneBackupを起動し、iPadを接続してツールを信頼します。
ステップ2. 「Phone Backup」をクリックし、「Selective Backup(選択バックアップ)」または「Full Backup(フルバックアップ)」を選択します。ここでは「Selective Backup」を選びます。

ステップ3. アイコンをクリックして、バックアップしたいファイルの種類を選びます。

ステップ4. 必要なファイルにチェックを入れて「OK」をクリックします。

ステップ5. 保存先のパスを選択し、「Start Backup」をクリックすれば、iCloudを使わずにiPadのバックアップが開始されます。

バックアップが完了したら、「Backup History」から内容を確認できます。バックアップは任意のデバイスに復元できるため、この機能を活用すれば古いiPadから新しいiPadへのデータ移行もスムーズに行えます。すべてのデータをまとめて移行したい場合は、フルバックアップを作成しましょう。

さらにFoneBackupは、iPadとパソコン間のデータ転送にも対応しています。「Phone Transfer」機能を使えば、iPadのデータをパソコンに転送して、パソコン側から閲覧することも可能です。関連ガイド:iPadの写真をPCで見る方法。

方法2:iCloudを使わずにiTunesでバックアップする
公式の方法でiPadをバックアップしたい場合は、iTunesを利用しましょう。ほぼすべてのコンテンツと設定をバックアップできます。ただし、バックアップの完了までに時間がかかることや、エラーが発生してバックアップに失敗することがある点には注意が必要です。
ステップ1. Appleの公式サイトまたはMicrosoft Storeから、最新版のiTunesをダウンロードしてインストールします。
ステップ2. USBケーブルでiPadをパソコンに接続し、画面の指示に従ってiTunesとiPadを連携させます。
ステップ3. iTunesがiPadを認識したら、デバイスアイコンをクリックします。
ステップ4. 「概要(Summary)」を選択し、「このコンピュータ」にチェックを入れて「今すぐバックアップ」をクリックし、バックアップが完了するまで待ちます。

★ヒント:
バックアップが完了すると、C:\Users\[PC名]\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup または C:\Users\[PC名]\Apple\MobileSync\Backup\ からバックアップを確認できます。ただし、バックアップファイルはそのままでは読み取れないため、中身を詳しく確認することはできません。詳細は「iTunesバックアップの保存場所」をご覧ください。
なお、バックアップファイルを別の場所にコピーすると破損する恐れがあるためおすすめできません。外付けHDDやUSBメモリにバックアップしたい場合は、前述のFoneBackupを利用してください。
補足:iCloudでiPadをバックアップする方法
iCloudへのバックアップ操作自体はとてもシンプルです。「設定」→「[ユーザー名]」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」をオンにして、「今すぐバックアップを作成」をタップするだけで完了します。しかし、実際にバックアップを成功させるのはそう簡単ではありません。十分なiCloudの空き容量と、安定したインターネット接続の両方が必要になります。
● 各ユーザーに割り当てられる無料ストレージはわずか5GB。バックアップに必要な容量が空き容量を超えると、iCloudへのバックアップは実行できません。
● iCloudへのアップロードには安定したWi-Fi接続が必須です。Wi-Fiが不安定だと、バックアップに異常に時間がかかったり、最悪の場合失敗したりすることもあります。
さらに、iCloudがどのデータをバックアップしたのかを事前に確認することはできません。バックアップの中身を確認できるのは、iCloudバックアップをiPadに復元した後だけであり、その際デバイス上の既存データは失われてしまいます。こうした制約を考えると、やはりiCloud以外の方法でiPadをバックアップしたいところ。そんなときこそ、FoneBackupが力になってくれます。
まとめ
今回は、iCloudを使わずにiPadをバックアップする方法を解説しました。iTunesとFoneBackupのどちらを使っても、iPad全体をパソコンにバックアップできます。重要なデータだけを選んでバックアップしたい場合や、外付けHDD・USBメモリに保存したい場合は、より柔軟に対応できるFoneBackupがおすすめです。
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