iPhone版Google Chromeに「アドレスバーを下に移動」機能が登場 ― 片手操作がより快適に
AppleがiPhoneのSafariでアドレスバーを画面下部に移動してから、早2年が経ちました。そしてついに、Googleもその流れに追随します。iOS版Chromeアプリに新たに追加された設定により、アドレスバーを画面の下部に配置できるようになりました。なお、この設定は任意のもので、初期状態では無効になっています。
アドレスバーを下部に移動する方法
iOS版Chromeでアドレスバーを長押しすると、「下に移動」という設定項目が表示されます。Googleによると、アドレスバーは画面下部にある方が指で届きやすいとのこと。大型のスマートフォンを使っている方や手の小さい方にとっては、ぜひ一度試してみる価値があるでしょう。
元のレイアウトに戻したい場合は、再度アドレスバーを長押しするだけでOKです。また、これらのレイアウトオプションはChromeの設定画面からでも変更できます。
実験的機能として発見されていた新レイアウト
実はこの新しいレイアウトは、2023年4月の時点ですでに実験的なフラグ(隠し設定)として確認されていました。当時の開発者コメントでは、iOS版Chromeのデフォルトレイアウトになると示唆されていました。しかし今回の発表によれば、従来のレイアウトが引き続きデフォルトのままとなっています。
おそらくGoogleは、ユーザーの混乱や反発を避けるために、デフォルトのアドレスバー位置を維持することを選んだのでしょう。とはいえ、AppleがSafariのアドレスバーを下部に移動した際に不満を訴えたユーザーはごくわずかでした。もしかすると、Googleは単に従来型の配置を好んでいるのかもしれません。
Android版への展開はあるのか?
気になるのはAndroidユーザーの立場です。実はGoogle Chromeは2016年にAndroid向けの下部アドレスバーのテストを開始しましたが、4年後にその構想を断念しています。執筆時点では、Android版Chromeで下部アドレスバーを有効化できる実験的フラグは存在せず、GoogleからAndroidへの展開計画も発表されていません。
iOSのすべてのブラウザがAppleのWebKitエンジンを使用しているため、この機能はiOSの方が実装しやすかったという可能性もあります。
提供時期と注意点
この下部アドレスバー機能は、サーバーサイドのアップデートによって展開されているため、Chromeアプリ自体を更新する必要はありません。ただし、サーバーサイドの更新には数日かかる場合があります。もしChromeでこの設定が表示されない場合は、1〜2日ほど待ってから再度確認してみてください。
繰り返しになりますが、この機能はiOS版Chrome限定のものです。Android版では利用できない点にご注意ください。
出典:Google
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