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iOSのモバイル通信でカスタムDNSサーバーを使う方法「DNS Override」活用ガイド

そもそもDNSとは何か

ブラウザのアドレスバーにウェブサイトの名前を入力すると、その情報はDNS(Domain Name System/ドメインネームシステム)サーバーへ送られます。DNSサーバーは、人間にとって分かりやすいURLを、目的のサーバーを指し示すIPアドレスへ変換する役割を担っています。

通常、プロバイダーは独自のDNSサーバーを運用しており、ルーターはデフォルトでそれを使うようになっています。しかし、ルーターや個々のデバイスの設定を変更すれば、好みのDNSサーバーを利用することも可能です。優れたDNSサーバーを使うメリットは主に次の3つです。

  • ページの読み込み速度が向上する
  • プライバシーとセキュリティが強化される
  • 現在利用中のDNSに存在する検閲や制限を回避できる

PCやノートパソコンについては、これまでにおすすめのパブリックDNSサーバーや、自分に最速のDNSサーバーを自動的に見つけて切り替えてくれるツールなどを紹介してきました。

iOSの奇妙な仕様

ところがiOSデバイスに関しては、Appleがやや奇妙な設計を採用しています。接続するWi-FiネットワークごとにDNSを自由に選べる一方で、モバイル通信(セルラーネットワーク)のDNSは一切カスタマイズできないのです。幸い、ある開発者がこの問題を回避できる手頃なソリューションを提供しています。

DNS Overrideで問題を解決

そのアプリが「DNS Override」です。機能の利用にはアプリ内課金で少額の料金が必要ですが、その価値は十分にあります。

まずはApp Storeからダウンロードしましょう。

アプリをダウンロードし、DNS切り替え機能の課金を済ませたら、希望のDNSを選択します。ここではGoogle Public DNSを選んでいます。一般的なデフォルトのDNSサーバーよりも大幅に高速なことが多い、定番のサービスです。

DNSの選択を確認すると、デバイスにダミーのVPNプロファイルをインストールするよう求められます。「Install VPN Profile(VPNプロファイルをインストール)」をタップしてください。

心配はいりません。実際にVPN接続が確立されるわけではなく、このダミーVPNに接続しようとするのも避けてください。これはDNS OverrideがiOSをうまく騙して、セルラー回線のDNS設定変更を可能にするための仕組みなのです。

iOSがプロファイル作成の承認を求めてくるので、「許可(Allow)」をタップして先へ進みます。

問題なく完了すれば、確認画面が表示されます。

より快適なモバイルインターネット体験へ

これで、LTE/4G/5G接続時にも高性能なDNSサーバーを利用できるようになりました。表示速度の違いはすぐに実感できるはずです。さあ、より快適で洗練されたインターネット体験の始まりです。

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