AppleCare+だけじゃない!後悔しないiPhone保険の選び方・比較ガイド
iPhone保険に入る価値はあるのでしょうか?紛失や破損が心配な人なら、一度は考えたことがあるはず。この記事では、さまざまなiPhone保険の選択肢を比較しながら、自分に合った最適な保険を見つけるためのポイントを解説します。
AppleのiPhoneは美しいガラスデザインが魅力ですが、その分リスクも高まります。しかも本体価格は非常に高額(512GBのiPhone 12 Pro Maxなら1,399ポンド/1,399ドル!)なので、保険加入の理由はますます増えています。
もちろん、丈夫で頑丈なケースを使えば、最初から破損のリスクを減らすことはできます。
補償内容の種類を確認しよう
保険に加入する前に、iPhoneの使い方、本体の価値、想定されるリスクを整理しておきましょう。ほとんどのプランでは水濡れ・破損・盗難が補償対象です。それに加えて、海外旅行時にも適用されるワールドワイド補償や端末交換サービスのスピード(保険会社によって対応時間は大きく異なります)、そして毎月支払える予算の範囲も検討材料になります。
スマホ保険は入るべき?リスクと料金のバランスを考える
保険を選ぶ際は、支払うコストと実際に保険を使う可能性を天秤にかけることが大切です。
忘れてはいけないのは、毎月の引き落とし額だけが費用ではないという点です。免責金額(自己負担額)も発生します。免責金額とは、事故や紛失の際に自分で支払う金額のことで、保険会社によって金額が異なります。
たとえば執筆時点では、Protect Your BubbleのiPhone 12(64GB)向けプランは月額7.99ポンドですが、破損・盗難時に最大100ポンドの免責金額がかかります。その代替候補としてGadget Coverがあり、同じ端末で月額7.49ポンド。免責金額は500〜999ポンドの端末で最大75ポンド、1,000ポンド超の端末で100ポンドです。

古い端末の保険加入には注意が必要です。Protect Your Bubbleでは過去6カ月以内に新品で購入した端末である必要がありますが、Gadget Coverは18カ月以内とやや寛容です。詳細はGadget Coverの利用規約をご確認ください。
また、月額料金が安いプランほど免責金額が100ポンドを超える傾向があり、iPhoneの価値が低めの場合には割に合わないこともあります。
数年間同じスマホを使い続けるつもりなら、Simple Insuranceのような2年〜3年の一括払いプランを選ぶのもひとつの手です。前払いすることで割引になる場合もあります。実際にiPhone 12(64GB)の3年プランで214.95ポンドという見積もりを得ました。月額換算すると約5.97ポンドで、大幅な節約にはなりませんが、まとまった資金があるなら36カ月間の毎月の支払いから解放されるのは大きなメリットです。
複数端末の一括契約でお得に
複数デバイスをまとめて補償する「マルチポリシー」に加入すると、料金が安くなることがよくあります。Protect Your BubbleやGadget Coverなどの業者は、スマホ・タブレット・PCをまとめて守れる柔軟で手頃なパッケージを提供しています。

銀行の保険でスマホは補償される?
発想を変えてみましょう。実は、スマホ保険を提供しているのは銀行もあるのです。英国のBarclays、Halifax、Nationwide、HSBC、NatWestなどは携帯電話の保険を取り扱っています。一部の銀行では、共同名義の口座であれば2台のiPhoneを補償することもありますが、プラン内容や補償レベルは銀行によって異なるため注意が必要です。
たとえば執筆時点でBarclaysは、新規・既存の顧客を対象に月額14.50ポンドの「Tech Pack」を提供しています。これは価値1,500ポンドまでの携帯電話を最大4台まで補償し、さらに購入から5年以内のその他ガジェットであれば台数無制限で同じ評価額まで補償されます。1台あたりに換算すると月額約3.62ポンドとなり、かなりお得な水準です。
携帯キャリアのiPhone保険 - EE、O2、Vodafoneなど
お使いの携帯キャリアもスマホ保険を提供しているはずです。多くの場合、紛失した場合は翌日には端末を交換してもらえます。以下、主要キャリアのプランをチェックしてみましょう。
- Carphone Warehouse - 盗難・紛失・破損(水濡れを含む)を月額5ポンドから補償。
- EE - 破損・紛失・盗難に対応。複数契約割引もあり、月額4.80ポンドから利用可能。
- O2 - 紛失・盗難・破損を補償。フルカバーは月額6ポンドから(機種により変動)。
- Sky Mobile - Sky Protectなら月額9ポンドから最大4台を補償。事故による破損、故障、紛失、盗難が対象。
- Three - 海外での破損補償とフルカバーの両方を提供。月額4〜9.50ポンド。
- Virgin - 端末購入時に保険へ加入可能。海外補償のほか、破損・紛失・盗難などをカバー。月額7.99ポンドから。
- Vodafone - 海外での破損・故障補償が月額6.50ポンドから、破損・盗難・紛失補償は月額9.50ポンドから。

実はすでに補償があるかも?
最新のiPhoneを買ったらすぐに保険に入らなければならない、と思いがちです。あるいはそれは、自社の保険サービスへの加入を勧めたいキャリアが流すメッセージの影響かもしれません。確かに手頃で充実したプランがあればそれに越したことはありませんが、まずは身近なところにすでに補償がないか確認する価値があります。
たとえば、iPhoneが12カ月の保証期間内に故障した場合、Appleは製造上の欠陥であれば無償で対応してくれます。AppleCare+に加入していれば、偶然の破損でもiPhoneを交換してもらえます。AppleCare+の免責金額は画面破損で25ポンド、その他の破損で79ポンドです。Appleが無料でiPhoneを交換してくれるかどうかの調べ方は別記事で解説しています。また、AppleCare+と通常の保険の比較記事も参考にしてください。
もうひとつの選択肢が、火災保険(家庭用財産保険)にスマホを組み込む方法です。「個人所有物補償」特約を付ければ、家の中で紛失・盗難・破損した物品が補償対象となり、そこにiPhoneを追加できます。ただし注意が必要です。住宅保険の免責金額は通常高めに設定されており、将来の保険料アップにつながる可能性もあります。
約款の抜け穴に要注意
単独型の保険プランの多くは妥当な内容ですが、中には重大な結果を招きかねない抜け穴が潜んでいるものもあります。企業を監督する金融行為監督機構(FCA)は以前、多くの携帯保険会社が誤解を招く約款を掲げていると報告しています。
たとえば、ある会社はスマホの紛失を補償すると謳いながら、客がタクシーにうっかり置き忘れたようなケースでは実際には補償しない、といった事例がありました。FCAは、「公共の場所」の定義のように補償内容の説明が曖昧または不明瞭であることで、最終的に請求が認められるかどうかが左右されると指摘しています。
FCAの報告によると、ある顧客はホテルにスマホを忘れたために請求を拒否されました。保険会社は、チェックアウト後のホテルの客室を「公共の場所」と分類し、補償対象外としたのです。FCAのフォローアップ報告はこちらでご覧いただけます。
このほか、一部の保険会社はコンピューターウイルスによる被害を補償しません(iOSではさほど心配いりませんが)。さらに、盗難や不正アクセスによるデータ費用の補償を12時間以内の通報に限定している会社も少数存在します。
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