【iOS 15.4】iPhoneショートカットの「実行時に通知」とは?設定方法と例外ケースを徹底解説
iOS 15.4 Beta 1がリリースされ、数多くの新機能が追加されました。そのひとつが、オートメーション実行時の通知をオフにできる機能です。この機能は、iOS 14の時代から多くのユーザーが要望し続けてきたもの。これまでは各オートメーションとのやり取りを無効化するトグルは用意されていたものの、通知だけは表示され続ける仕様でした。
新しく追加された「実行時に通知(Notify When Run)」トグルを使えば、こうした通知を無効化できます。本記事では、この機能の詳細と設定方法について詳しく解説します。
ショートカットの「実行時に通知」とは何か?
「実行時に通知」は、ショートカットアプリのオートメーション設定に新たに追加されたトグルで、ほとんどのオートメーションに関する通知を完全にオフにできるようになるものです。「ほとんどの」と述べたのは、プライバシー保護の観点から、一部のトリガーについては引き続き通知が送られる例外が存在するためです。
また、通知なしでバックグラウンドで実行されたオートメーションは、サイレント通知として通知センターにスタック形式で記録されます。このスタックを確認すれば、デバイス上でどのオートメーションがバックグラウンドで動作したのかを一覧で把握できます。
「実行時に通知」の仕組み
名前のとおり、「実行時に通知」が有効になっていると、オートメーションがトリガーされてバックグラウンドで実行されるたびに通知が届きます。これらの通知はショートカットの通常通知よりも小さく表示されますが、それでも日常的には煩わしい存在でした。今回のアップデートにより、このトグルをオフにするだけで、すべての通知を停止できるようになりました。
「実行時に通知」がオンの場合:
オンにしていると、デバイス上でオートメーションがトリガーされるたびに通知が届きます。通知は他の一般的な通知と同様に表示され、デバイスの設定に応じて振動やサウンドも作動します。通知は通知センターに保存され、トリガーされたオートメーションごとに個別の通知として記録されます。ただし、同じオートメーションが複数回トリガーされた場合は、最新の通知のみが通知センターに残ります。
「実行時に通知」がオフの場合:
オフにすると、バックグラウンドで実行されるオートメーションに関する通知は一切届きません。振動やサウンドのフィードバックもなく、バナー通知も表示されません。ただし、サイレント通知は引き続き通知センター内のスタックに送られます。このスタックを活用すれば、日中にデバイス上で実行されたすべてのオートメーションを確認・追跡することが可能です。
「実行時に通知」の使い方
新しい「実行時に通知」機能を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。以下の手順に沿って設定を進めてください。
必要条件
- iOS 15.4以降
- ショートカットアプリ
設定手順
まず、デバイスでショートカットアプリを開きます。
画面下部の「オートメーション」をタップします。
既存のオートメーションを選択するか、新しいオートメーションを作成します。
このオートメーションの通知をオフにするには、「実行前に尋ねる」トグルをタップして無効化します。無効になるとトグルがグレーに変わります。
「尋ねない」をタップして選択を確定します。
すると、画面に「実行時に通知」という新しいトグルが表示されます。今回はオートメーションの通知を無効化したいので、このトグルはオフのままにしておきます。画面右上の「完了」をタップしましょう。
これで設定完了です。以降、このオートメーションがトリガーされても、通知に邪魔されることはありません。
「実行時に通知」の例外ケース
バックグラウンドのオートメーション通知を無効化することには、プライバシー面での懸念が伴います。そのため、一部のトリガーについては「実行時に通知」の設定に関わらず、引き続き通知が送信されます。なお、該当するトリガーでオートメーションを設定する際には、アプリ上にこのトグル自体が表示されません。以下のトリガーでは、引き続き通知が届きます。
- 位置情報ベースのトリガー
- 接続状態に関するトリガー(Wi-Fi・Bluetoothなど)
- デバイス管理に関するトリガー
よくある質問(FAQ)
「実行時に通知」をオフにすると、すべてのオートメーションの通知が無効になりますか?
残念ながらそうではありません。現在デバイスに設定されている各オートメーションに対して、個別に通知をオフにする必要があります。
オートメーションをiCloudと同期できますか?
個人用のオートメーションはiCloudアカウントに同期できません。ただし、ショートカット自体は同期できるため、新しいデバイスを使用する際やデバイスをリセットした際に、毎回ゼロから設定し直す必要はありません。
以上で解説は終わりです。他にご不明な点があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
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