iPad・iPhoneが盗難品かどうかを見分ける方法
iPhoneやiPadは正規販売店で新品を購入するとかなり高額なため、友人や知人、さらには見知らぬ人から中古品を格安で譲ってもらえると、つい心が動いてしまうものです。しかし、その安さの裏には「盗品」という事情が隠れている可能性もあります。
この記事では、購入しようとしているiPhoneやiPadが盗難品ではないかを確認する方法を解説します。
注意すべき危険信号
まず、価格が不自然に安すぎないかをチェックしましょう。古いモデルのiPhoneの適正価格については、当サイトの「iPhoneを売る方法」の記事で詳しく解説しています。相場と比べて明らかに安すぎる場合は警戒が必要です。
次に、販売者についてどれだけ情報があるかを確認します。その人や業者と取引した経験がある人はいませんか?可能であれば事前にリサーチを行い、販売者のレビューや評価が数多く、かつ好意的なものであるかを調べておきましょう。
また、端末がロックされているかどうかも確認してください。盗品かどうかにかかわらず、中古品を購入する際には必ずチェックすべきポイントですが、売り手がロック解除できていないようなら、それは危険信号かもしれません。
以上の要素を踏まえれば、追加の確認なしにどこまで販売者を信用できるかの目安がつくはずです。ただし、少なくとも購入する端末が初期化され、以前のApple IDとの紐付けが解除されていることは必ず確認してください。後述する「iPhoneを探す」のアクティベーションロックのおかげで、パスワードを知らない盗難者はこれらの作業を行うことができないからです。
初期化されてセットアップ可能な状態か確認する
「iPhoneを探す」のアクティベーションロックは、2013年のiOS 7アップデートでAppleが導入した機能で、「iPhoneを探す」サービスの一部として提供されています。
アクティベーションロックは、「iPhoneを探す」をオンにすると自動的に有効になり、紐付けられたApple IDアカウントのパスワードなしではオフにできません。さらに、端末を消去したり再アクティベートしたりする際にもパスワードの入力が必要になります。
そのため、中古のiPhoneやiPad(iPod touchやApple Watchにもアクティベーションロックは適用されます)を購入する際は、これらがすべて解除されていること、つまり端末が初期化され、旧Apple IDとのリンクが切断されていることを必ず確認しましょう。売り手がこれを実行できない場合、パスワードを知らないということになるため非常に怪しいですし、仮に購入しても自分のアカウントでセットアップすることができません。
確認方法はシンプルで、通常どおりセットアッププロセスを開始するだけです。端末の電源を入れ、きちんと初期化されていれば「iPhoneを設定」といった画面が表示されるはずです。
逆に、パスコード入力画面やホーム画面(前オーナーのアプリアイコンが並んだ画面)が表示された場合は、初期化されていないか、あるいは初期化後に再度セットアップされたかのどちらかです。どちらにせよ望ましい状態ではありません。
その場合は、売り手にその場で初期化してもらいましょう。売り手本人(または許可を得ればあなた自身)が「設定 > 一般 > リセット > すべてのコンテンツと設定を消去」に進む必要があります。
初期化が完了したら、通常どおりセットアップを開始します(新しいiPhoneのセットアップ方法、新しいiPadのセットアップ方法の記事も参考にしてください)。途中のステップでApple IDの入力を求められます。ここが最重要ポイントです。前オーナーのApple IDが表示されるのか、それとも入力欄が空欄になっているのかを確認してください。
もし前オーナーのApple IDが表示され続ける場合は、前オーナーに「iPhoneを探す」をオフにするよう依頼しましょう。ちなみに、この操作は端末本体から行う必要はなく、icloud.com/findからでも実行できます(この場合もパスワードの入力が必要です)。
Stolen Phone Checker(盗難電話チェッカー)
ここまでに紹介した方法は、前オーナーが「iPhoneを探す」をオンにしていた場合にのみ有効です(ちなみに、私たちは常にオンにしておくことをおすすめします)。しかし、米国にお住まいの方なら、端末が盗難届け出済みかどうかを確認できるもうひとつのツールがあります。
「Stolen Phone Checker」は無料のオンラインツールで、1日に5台までの端末をチェックできます。ただし、現時点では米国限定のサービスとなっています。対象端末のIMEI、MEID、またはESNを入力すると(iPhoneのIMEI番号の調べ方の記事を参照。同じ方法でMEIDも確認できます)、その端末が「クリーン」な状態かどうかを教えてくれます。
このサービスが英国など他の地域に拡大されるという情報が入り次第、本記事を更新する予定です。
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