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Excelでセル範囲の数値をべき乗(指数)計算する方法|POWER関数と^演算子の使い方

Excelには足し算・引き算・掛け算といった基本的な計算のための数式やツールが豊富に用意されていますが、べき乗(指数)計算となると少し戸惑う方も多いのではないでしょうか。実は、Microsoft Excelにはべき乗計算専用の組み込みツールは用意されておらず、数式を活用して計算を行うことになります。

Excelでセル範囲の数値をべき乗計算する方法

Excelでべき乗計算を行うには、「POWER関数」または「^演算子」のいずれかを使用します。どちらも操作は簡単で、すぐに覚えられます。この記事では、以下の4つのケース別に解説します。

  1. POWER関数を使って、1つのセルの数値をべき乗計算する方法
  2. POWER関数を使って、セル範囲の数値をべき乗計算する方法
  3. ^演算子を使って、1つのセルの数値をべき乗計算する方法
  4. ^演算子を使って、セル範囲の数値をべき乗計算する方法

1. POWER関数で1つのセルの数値をべき乗計算する

特定のセルに入力された数値のべき乗値は、POWER関数で求められます。POWER関数の基本的な書式は次のとおりです。

=POWER(セル番号, 指数)

「セル番号」にはべき乗を計算したい数値が入力されているセルの参照を、「指数」には計算したいべき乗の指数を指定します。なお、カンマの後には半角スペースを入れて記述するのが一般的です。

たとえば、セルA3に入力された数値の2乗を求める場合、数式は次のようになります。

=POWER(A3, 2)
Excelでセル範囲の数値をべき乗(指数)計算する方法|POWER関数と^演算子の使い方

この数式を、計算結果を表示したいセル(ここではC3と仮定します)に入力し、Enterキーを押します。すると、C3にべき乗の計算結果が表示されます。

2. POWER関数でセル範囲の数値をべき乗計算する

複数のセルに同じ計算を適用したいときに便利なのが「フィルハンドル」です。フィルハンドルはExcelのスマートな機能で、数式をセル範囲へまとめてコピー(オートフィル)できます。入力されたパターンを自動的に認識し、隣接するセルにも同じ形式で数式を複製してくれるため、手作業で一つずつ入力する必要がありません。

たとえば、A3からA8までのセルに並んだ数値の2乗をC列に表示したい場合は、まずC3を選択して次の数式を入力します。

=POWER(A3, 2)

数式を入力したら、一度セルの外側をクリックしてから、再度C3を選択します。セルの右下に小さな四角形(フィルハンドル)が表示されるので、それをC8までドラッグして引き下ろします。

Excelでセル範囲の数値をべき乗(指数)計算する方法|POWER関数と^演算子の使い方

列の外側をクリックすると、C列にセル範囲全体のべき乗値が一括で表示されます。

3. ^演算子で1つのセルの数値をべき乗計算する

「^」(キャレット)演算子を使うと、POWER関数よりもさらにシンプルにべき乗計算が行えます。^演算子を使用する際の書式は次のとおりです。

=セル番号^指数

たとえば、セルA3に入力された数値の2乗を求める場合、数式は次のようになります。

=A3^2
Excelでセル範囲の数値をべき乗(指数)計算する方法|POWER関数と^演算子の使い方

この数式を、結果を表示したいセル(ここではC3)に入力し、Enterキーを押せば計算結果が表示されます。

4. ^演算子でセル範囲の数値をべき乗計算する

セル範囲の数値のべき乗値を計算する場合も、POWER関数のときと同じ要領で、数式を下方向へコピーするだけでOKです。

Excelでセル範囲の数値をべき乗(指数)計算する方法|POWER関数と^演算子の使い方

たとえば、A3からA8までの数値のべき乗値をC3からC8に表示したい場合は、C3に数式を入力し、セルの外側をクリックしてから再度C3を選択します。最後に、C3からC8まで数式をドラッグして引き下ろせば、すべての計算結果が表示されます。

このように、フィルハンドルを活用すれば、数式を手作業で入力し直すことなく、大量のデータにも効率よくべき乗計算を適用できます。POWER関数と^演算子はどちらも同じ結果になるので、用途や好みに合わせて使い分けるとよいでしょう。

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