OpenOffice Writerの外観と操作性をMicrosoft Word風にカスタマイズする5つの方法
ワープロソフトといえばMicrosoft Wordが圧倒的な存在感を誇り、多くの競合製品は市場から姿を消してしまいました。そんな中、無料で高品質なワープロ機能を利用できる選択肢として注目されているのがOpenOffice Writerです。本記事では、Writerの外観や操作性をWordに近づけるための5つの簡単な設定方法をご紹介します。
Microsoft Wordのルック&フィールを再現する
Microsoftがメニュー形式からリボンインターフェースへ移行した際、多くのWordユーザーは戸惑いを覚えました。従来のメニュー画面に戻す手段がないため、古いバージョンを使い続けるか、OpenOffice Writerのような代替ソフトへ乗り換えるユーザーも少なくありませんでした。
残念ながらOpenOffice WriterでリボンUIそのものを再現することはできませんが、さまざまな工夫によってWriterをWordに近い見た目・操作性に仕上げることは可能です。例えば、テキスト境界線の非表示、入力中のスペルチェック、入力中の文法チェック、アプリケーション背景色の変更、ツールバーボタンの外観変更などが挙げられます。この5つの設定を行えば、Word特有の使用感を保ちながら、Writerのメリットを存分に享受できるでしょう。
1. テキスト境界線を非表示にする
Microsoft Wordには、文書内でテキストが表示される範囲を示す境界線がありません。Writerでこの境界線を非表示にするには、「表示」→「テキスト境界線」をクリックします。このコマンドで境界線のオン/オフを切り替えられます。
再び境界線を表示したい場合は、同じく「表示」→「テキスト境界線」をもう一度クリックすればOKです。なお、テキスト境界線は印刷されません。あくまで文書レイアウトを確認するための補助的な要素です。
2. 入力中のスペルチェックを有効にする
Microsoft Wordの最も便利な機能のひとつが、スペルミスを知らせる赤い波線です。実はWriterにも同じ機能が備わっています。有効にするには、「ツール」→「スペルチェックと文法チェック」をクリックします。
「スペルチェック」ウィンドウで「オプション」ボタンをクリックし、「オプション」欄にある「自動スペルチェック(Check Spelling As You Type)」にチェックを入れます。「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じれば設定完了です。
3. 入力中の文法チェックを有効にする
自動スペルチェックに次いで重要なのが文法チェック機能です。経験 levels を問わず、文章作成者が文法ミスや文構造の誤りを犯すのを防ぐ強い味方となります。
有効化の手順はスペルチェックと同じです。「文法チェック(Check Grammar As You Type)」の隣にあるチェックボックスに印を付け、「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じれば完了です。
4. アプリケーションの背景色を変更する
OpenOffice Writerでは、文書の周囲にくすんだ中間グレーの背景が使われています。地味なだけでなく、長時間見つめていると画面全体が灰色の靄に溶け込んでしまうような感覚に陥ることも。一方、Wordは明るく親しみやすい青色を採用しています。
背景をWord風(または好みの色)に変更するには、「ツール」→「オプション」でオプションウィンドウを開きます。左側のパネルで「OpenOffice.org」を展開し、「外観(Appearance)」をクリックしましょう。
オプション一覧から「アプリケーション背景(Application Background)」を探し、ドロップダウンメニューで色を選択します。「Blue 8」を選べばWordにかなり近い印象になりますが、もちろん自分の好きな色を選んでも構いません。「OK」ボタンを押せば、新しい背景色が反映されます。
5. ツールバーボタンの外観を変更する
リボンUIが優れたインターフェースかどうかは意見が分かれるところですが、確かなのは、Writerのツールバーが直感的に分かりにくい場合があるという点です。立体的で影付きのふっくらしたアイコンは、見た目の美しさを優先した結果、使い勝手が犠牲になった感があります。
アイコンをリボン以前のWordのような見た目に変えるには、「ツール」→「オプション」でオプションウィンドウを開き、左側パネルで「OpenOffice.org」を展開して「表示(View)」をクリックします。
「ユーザーインターフェース」セクションの「アイコンのサイズとスタイル」で「クラシック(Classic)」を選択します。もちろん他のスタイルでも問題ありませんが、「クラシック」スタイルが旧バージョンのWordに最も近い外観になります。「OK」を押せば、ツールバーにクラシックなアイコンが表示されます。
OpenOffice WriterはMicrosoft Wordの無料代替ソフトです。Wordと同等の多くの機能を備えていますが、見た目や使用感はWordの方が好みという人も少なくありません。本記事で紹介した5つのヒントを活用すれば、WriterをよりWordらしい外観・操作性に近づけられます。さらに各種設定を自分好みに調整して、オリジナルの快適な作業環境を作り上げてみてはいかがでしょうか。
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