ThunderbirdでMicrosoft Exchangeアカウントを設定する方法|ExQuillaアドオン活用ガイド
Microsoft Exchange Serverは、Microsoftが開発したメールおよびスケジューリングサーバーです。Windows Server製品ライン上でのみ動作するものの、ビジネスの世界を中心に、最も普及しているメールサーバーの一つとして広く利用されています。しかしその人気とは裏腹に、長らくMozilla Thunderbirdのようなサードパーティ製メールクライアントからはアクセスできないのが常識でした。少なくとも、ごく最近まではそうでした。
ところが現在では、R Kent James氏が開発したThunderbird用アドオン「ExQuilla」のおかげで、Exchange Web Services(EWS)経由でMicrosoft Exchange 2007および2010サーバーに接続できるようになっています。さらに嬉しいことに、必要な作業はアドオンをダウンロード・インストールし、Exchangeサーバーのアカウント情報を登録するだけ。以下に、その全手順をわかりやすく解説します。
ステップ1:ExQuillaのダウンロードとインストール
まず配布ページにアクセスし、お使いのOSに対応したバージョンのExQuillaをダウンロードしてください。その後、Thunderbirdを起動します。
- メニューバーからツール > アドオンを選択します。

- 画面右上の歯車アイコンをクリックし、「ファイルからアドオンをインストール」を選択します。

- 保存しておいたExQuillaのファイルを選択し、「インストール」をクリックします。

- インストールが完了したら、「今すぐ再起動」をクリックしてThunderbirdを再起動しましょう。

ステップ2:Exchangeメールアカウントの設定
ExQuillaのインストールはあくまで作業の半分です。残りの半分は、Thunderbird上でExchangeメールアカウントを構成する作業です。以下の手順に沿って進めてください。
- 上部ツールバーのツールをクリックし、表示されるメニューの「ExQuilla for Microsoft Exchange」にカーソルを合わせて「Add Microsoft Exchange Account」を選択します。

- 各欄にメールアドレスとパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
- 注意:この方法でうまくいかない場合は、「ユーザー名とドメインでログイン」オプションを選択し、ユーザー名とドメインの各欄を入力して「次へ」をクリックするという代替手段もあります。
- 次の画面では、「自動検出を実行」をクリックしてExchangeサーバーのURLと名前を自動入力するか(サーバー側で自動検出が有効になっている場合のみ動作)、または「手動」オプションを選択して情報を自分で入力します。
- 「次へ」をクリックし、画面の指示に従えば、ExQuillaによるExchangeメールアカウントの設定は完了です。
設定後のカスタマイズ
Exchangeメールアカウントの設定が完了したら、「ツール > アカウント設定」から各種設定を自由に調整できます。Exchangeアカウントは、Thunderbird上では他のメールアカウントと同様に表示されます。「アカウント設定」で該当のExchangeアカウントを選択すれば、ThunderbirdがExchangeサーバーとの通信に使用するURLの変更や、「Exchangeアドレス帳を使用」「サーバーとのやり取りをログに記録」といった便利な機能の有効化・無効化も可能です。
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