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VirtualBox 5.2 徹底解説 ― 実用性が大きく向上した注目の改良点

VirtualBoxは数ヶ月ごとにメジャーアップデートがリリースされ、この無料で手軽に使えるハイパーバイザーに、目に見える形での変更や改善が次々と加えられています。筆者は古くからのユーザーであり、これまでもVirtualBoxについて何度も記事を書いてきました。今回、最新バージョンである5.2(正確には5.2.2)をテストする機会を得ましたので、その内容をご紹介します。

公式の機能強化リストを見ると、その充実ぶりがよく分かります。GUIには刷新された「仮想メディアマネージャー」と「ホストネットワークマネージャー」が搭載され、スナップショット管理がより簡単になり、さらにゲストOSの無人インストールにも対応しました。それでは、実際に何が変わったのか詳しく見ていきましょう。

VirtualBox 5.2 徹底解説 ― 実用性が大きく向上した注目の改良点

新しいインターフェースの概要

プログラムを起動すると、以前とは少し異なる再設計されたレイアウトが表示され、最初は戸惑うかもしれません。下部にある「詳細」や「スナップショット」をクリックすると、期待どおりの右ペインが開き、各種情報や操作がひと目で確認できるようになっています。

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グローバルツール

より重要な変更点として、いわゆる「グローバルツール」へのアクセスが格段に容易になりました。具体的には、仮想メディアマネージャーとホストネットワークマネージャーの2つです。これらのユーティリティを使えば、仮想環境のストレージやネットワーク設定を一元的に管理できます。ストレージメディアの接続・切断、VLANの作成など、VirtualBoxを思いどおりに活用するために必要な操作がすべてここから行えます。

たとえばストレージに関しては、仮想ディスクを読み取り専用(イミュータブル)に設定したり、ライトスルーを許可したり、複数の仮想マシン間でディスクを共有可能にしたり、さらにはマルチアタックを有効にして、いわばファイルサーバーのような構成を作ることもできます。

VirtualBox 5.2 徹底解説 ― 実用性が大きく向上した注目の改良点

ネットワーク面でも同様に、ネットワーク間を厳密に分離した複雑な構成を構築することが可能です。VirtualBoxは本来エンタープライズ向けを狙った製品ではありませんが、着実に本格的な製品へと進化しており、家庭環境以外で必要とされるようなツールをどんどん提供し始めています。

VirtualBox 5.2 徹底解説 ― 実用性が大きく向上した注目の改良点

無人インストール

これは非常に興味深い新機能です。現時点では、GUIウィザードは用意されていないようです。もし存在するとしても、筆者は見つけられませんでした。無人インストールを実行するには、コマンドラインを使用する必要があります。基本となるコマンドはVBoxManageで、その後にオプションを続けて指定していきます。この機能については、今後さらに詳しく検証していく予定です。ひとまず、筆者も読者の皆さんも、その可能性に心を躍らせているところです。

Linux環境でのセットアップ

Linux上でもインストールと設定は完全かつシームレスに動作しました。拡張パックのアップグレードも問題なく完了します。機能はプラットフォーム間で同一です。興味深いことに、Windowsではメインインターフェースにペンギンのロゴが表示され、逆にLinuxでは文字の祭典のような表示になります。むしろ逆の方がふさわしいのではないでしょうか。

VirtualBox 5.2 徹底解説 ― 実用性が大きく向上した注目の改良点

VirtualBox 5.2 徹底解説 ― 実用性が大きく向上した注目の改良点

まとめ

VirtualBox 5.2は、この製品にとって心地よい進化をもたらすバージョンです。基本的なオプションは従来どおりすべて揃っていますが、それらがよりアクセスしやすくなり、ひいてはより強力になりました。これこそが今回の刷新の狙いです。また、新機能も少しずつ段階的に追加されており、製品への信頼感を高めてくれます。派手な方向転換ではなく、継続的で一貫した前進。まさに筆者が好み、評価するタイプの開発スタイルです。

すでにVirtualBoxを使っている方なら、今回の変更は実用的で役立つものと感じるはずです。また、仮想化の世界が初めてで迷っている方にとっても、VirtualBox 5.2は良い出発点となるでしょう。慣れ親しんだ製品に、ひと味加わった存在だからです。長年にわたり3Dサポートやスクリーンショット機能が追加され、今回はより優れた環境管理と無人インストールが加わりました。今後の発展にも大いに期待しましょう。

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