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Excelでテキストの大文字・小文字を一括変換する方法|関数・フラッシュフィル・アドイン活用術

スプレッドシートにデータを取り込むと、大文字と小文字が混在していたり、すべて大文字(またはすべて小文字)になっている単語を目にすることがあります。テキストデータの表記を統一したいなら、Excelで文字種を変換するいくつかの方法を覚えておくと便利です。

本記事では、文字種変換に使える3つの関数、フラッシュフィル機能、Officeアドイン、そしてExcelとWord間でのコピー&ペーストによる方法まで、ご自身に合ったやり方をお選びいただけるよう詳しく解説します。

数式を使って文字種を変換する

Excelの数式に馴染みがない方でも安心してください。文字種の変換には、UPPER(大文字)、LOWER(小文字)、PROPER(先頭文字のみ大文字)という3つの便利な関数が用意されています。シンプルな数式を入力するだけで、テキストの表記を自由に調整できます。

関数を使用する際は、元のデータがあるセルとは別のセル(たとえば右側の新しい列)に数式を入力しましょう。

UPPER関数ですべて大文字にする

テキストをすべて大文字にしたい場合は、UPPER関数を使います。書式は UPPER(文字列) で、引数には実際のテキストまたはセル参照を指定できます。

たとえば、大文字と小文字が混在したテキストをすべて大文字に変換するには、次の数式を入力します。

=UPPER("joe smith")

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引数に直接テキストを入力する場合は、必ず半角のダブルクォーテーション(")で囲みます。囲まれたテキストは、どの文字種で入力しても問題ありません。

もう一つの例として、セルA2の内容をすべて大文字に変換するには、次の数式を使います。

=UPPER(A2)

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LOWER関数ですべて小文字にする

UPPER関数と正反対の働きをするのがLOWER関数です。こちらを使えば、テキストをすべて小文字に変換できます。書式は LOWER(文字列) で、こちらもセル参照またはテキストを直接指定します。

たとえば、セルA3のテキストをすべて小文字にするには、次の数式を入力します。

=LOWER(A3)

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テキストを直接引数として指定する場合も、ダブルクォーテーションで囲むのを忘れないでください。次の例では、引用符内のテキストをすべて小文字に変換しています。

=LOWER("john jones")

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PROPER関数で先頭文字だけ大文字にする

最後に紹介するのはPROPER関数です。各単語の最初の文字だけを大文字にする、いわゆる「タイトルケース」への変換が可能で、氏名や書籍タイトル、見出しなどの整形にとても便利です。書式は上記の関数と同様に PROPER(文字列) となります。

以下の例では、テキストを引用符で囲んでタイトルケースに変換しています。

=PROPER("jerry white")

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最後の例では、セルA4のテキストを次の数式で変換します。

=PROPER(A4)

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数式をコピーして一括適用する

同じ列内の複数のセルに数式を適用したい場合は、コピー&ペーストで簡単に対応できます。

数式が入力されたセルを選択し、セル右下に表示されるフィルハンドル(+マーク)を、残りのセル範囲までドラッグして離すだけです。

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数式内のセル参照が自動的に調整され、各行に対応した結果が入力されます。

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注意: 相対参照ではなく絶対参照($マーク付き)を使用した場合、参照先は自動的に更新されないためご留意ください。

フラッシュフィルを活用する

Excelの「フラッシュフィル」機能も、文字種変換に便利なツールです。希望する表示形式の入力例をひとつ作成すれば、残りのセルを自動的に補完してくれます。

ここでは、大文字と小文字が混在した名前のリストを例に説明します。まず、右側の最初のセルに希望する形式でテキストを入力し、Enterキーを押します。

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続いて、キーボードショートカットの Ctrl + E を押すか、「データ」タブのデータツールグループにある「フラッシュフィル」ボタンをクリックします。

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まるで魔法のように、入力例と同じ形式で残りのセルが自動的に埋められていきます。

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必要に応じて、画面に表示されるフラッシュフィルの候補ボタンをクリックして確定することもできますが、この操作は必須ではありません。

アドインを試してみる

数式を使いたくない方や、元のセルのテキストを直接書き換えたい方には、Excelのアドインがおすすめです。ここでは「Swap Case」アドインを使ってみましょう。

  1. 「挿入」タブの「アドインの取得」ボタンをクリックして、Officeアドインストアを開きます。
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  1. 検索ボックスに「Case」または「Swap Case」と入力し、「追加」→「続行」を選択してアドインをインストールします。
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  1. ワークシートに戻り、「ホーム」タブから「Swap Case」を選択します。
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  1. 表示されない場合は、「挿入」タブの「マイアドイン」ドロップダウンリストから「すべて表示」を選び、該当するアドインを選んで「追加」をクリックします。
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  1. 右側にアドインのサイドバーが開いたら、変換したいセルを選択し、「大文字」または「小文字」のいずれかのボタンをクリックします。
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選択したセルのテキストが、指定した文字種へと即座に変わります。

このアドインのメリットは、元のセル内のテキストをそのまま変更できる点です。ただし、先頭文字のみ大文字にする(PROPER相当の)オプションは用意されていない点に注意してください。

Microsoft Wordとのコピー&ペーストを利用する

ExcelとWordの両方を使用していて、コピー&ペーストの操作に慣れている方なら、この方法も有効な選択肢になります。Wordには手軽な文字種変更機能が備わっているため、Wordで編集してからExcelに貼り戻すことができます。

  1. Excelで、変換したいテキストが含まれるセルをコピーします。Ctrl + C、「ホーム」タブの「コピー」ボタン、または右クリックメニューの「コピー」のいずれかを使えます。
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  1. Word文書を開いてデータを貼り付けます。Ctrl + V、「ホーム」タブの「貼り付け」ボタン、または右クリックメニューの「貼り付け」を使用します。
Excelでテキストの大文字・小文字を一括変換する方法|関数・フラッシュフィル・アドイン活用術
  1. データが表示されたらテキストを選択し、「ホーム」タブの「大文字/小文字の変更」ボタンとドロップダウンリストから、希望する文字種を選択します。
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  1. 次に、Word内の変換済みデータを選択し、前述のいずれかの方法でコピーします。
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  1. Excelに戻り、同じく前述のいずれかの方法で、元のデータに上書きする形で貼り付けます。
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これで、選択した文字種に編集されたテキストがExcel上に表示されます。

この方法は多少の手間がかかりますが、普段使い慣れた操作だけで完結できるうえ、作業用の列を追加する必要がないのが大きな魅力です。

もちろん、Excelではセルごとに手動で文字種を変更することも可能ですが、今回ご紹介した方法を使えば、より速く、簡単に、ストレスなく作業を進められます。あなたはどの方法を選びますか?

さらにスキルアップしたい方は、Excelで重複行を削除する方法のチュートリアルもあわせてご覧ください。

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