Windows 11で設定アプリが開かないときの対処法|問題を解決する7つの実証済み修正
設定アプリはWindows OSのグラフィカルなコントロールセンターです。Windowsの設定が使えなければ、PCの細かな変更やカスタマイズを行うことができません。Windows 11 PCで設定アプリがクラッシュしたり開かなくなったりした場合は、以下のトラブルシューティング手順と回避策をお試しください。
1. 設定アプリを開く別の方法を試す
Windows 11で設定アプリを開く方法は複数あります。スタートメニューやタスクバーからアプリが開けない場合は、次の別の起動方法を試してみてください。
キーボードショートカットを使う
キーボードの「Windowsキー + I」を押すと、設定アプリが開きます。
「ファイル名を指定して実行」コマンドを使う
「ファイル名を指定して実行」は、ファイル・フォルダ・アプリ・システムツールなどを素早く開けるシステムツールです。
「Windowsキー + R」を押し、ダイアログボックスに「ms-settings」と入力して、「OK」を選択(またはEnterキーを押)します。
クイックリンクメニューから開く
クイックリンクメニューには、システムツールやユーティリティ、内蔵プログラムへのショートカットが集められており、設定アプリへのショートカットも含まれています。
スタートメニューを右クリックするか、「Windowsキー + X」を押して「設定」を選択します。
アクションセンターから開く
「Windowsキー + A」を押してアクションセンターを開き、歯車アイコンを選択すると設定アプリが起動します。
コントロールパネルから開く
コントロールパネルを開き、「ユーザーアカウント」を選択してから、「PC設定でアカウントを変更します」をクリックします。
2. システムファイルチェッカーを実行する
システムファイルが欠落していたり破損していたりすると、Windowsの一部のプログラムや機能、サービス、ユーティリティがクラッシュしたり正常に動作しなくなったりすることがあります。設定アプリが開かない場合は、システムファイルチェッカー(SFC)を実行してみましょう。
SFCはOSをスキャンして欠落・破損したシステムファイルを検出し、自動的に置き換えてくれます。Wi-Fiまたは有線LANでインターネットに接続したうえで、以下の手順でSFCスキャンを実行してください。
- Windowsの検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」アプリの下にある「管理者として実行」を選択します。
- ターミナルに「sfc /scannow」と入力(貼り付け)し、Enterキーを押します。
システムファイルチェッカーが複数回のスキャンを行い、検出された欠落・破損ファイルを置き換えます。「Windows リソース保護は、整合性違反を見つけませんでした」と表示されれば、システムファイルに問題はないということです。
3. PowerShellで設定アプリをリセットする
Windows 11には、設定アプリをリセットできるPowerShellコマンドが用意されています。以下の手順で、設定アプリをリセットしてみてください。
- Windowsの検索ボックスに「powershell」と入力し、「管理者として実行」を選択して、管理者権限でPowerShellを開きます。
- PowerShellターミナルに「Get-AppxPackage *Windows.ImmersiveControlPanel* | Reset-AppxPackage」と入力(貼り付け)し、Enterキーを押します。
コマンドは一瞬で実行され、成功メッセージは表示されません。PowerShellウィンドウを閉じて、設定アプリが開けるかどうか確認しましょう。
4. ローカルグループポリシーエディターでコントロールパネルとPC設定へのアクセスを許可する
スタートメニューや検索結果から設定アプリを起動できない場合、グループポリシーの設定によってスタートメニューからのアクセスが禁止されている可能性があります。
ローカルグループポリシーエディターを確認し、設定アプリを開けるようになっているかチェックしてください。
注意: ローカルグループポリシーエディターは、Windows 11 ProおよびEnterpriseエディションでのみ利用できます。
- Windowsの検索ボックスに「gpedit」と入力し、「グループ ポリシーの編集」を選択します。
- 「ユーザーの構成」を展開し、「管理用テンプレート」を展開して、「コントロール パネル」フォルダーを選択します。
- 「コントロール パネルと PC 設定へのアクセスを禁止する」をダブルクリックします。
- 状態を「未構成」または「無効」に設定します。その後、「適用」→「OK」の順に選択して設定を保存します。
ローカルグループポリシーエディターを閉じ、スタートメニューから設定を開けるかどうか確認してください。
5. PCを再起動する
上記の対処法を試しても設定アプリが開かない場合は、Windowsを再起動してみましょう。Windowsキーを押し、電源アイコンを選択して「再起動」をクリックします。
または、「Windowsキー + X」を押し、「シャットダウンまたはサインアウト」→「再起動」の順に選択してもOKです。
セーフモードでの起動やクリーンブートも試す価値があります。セーフモードで設定アプリが正常に動作する場合、原因は不良ドライバー、マルウェア、競合するサードパーティ製プログラムである可能性が高いです。セーフモードを終了してPCを再起動し、システムの復元を実行しましょう。
6. システムの復元を実行する
アプリ、ドライバー、Windowsアップデートのインストール後に突然設定アプリが開かなくなったのであれば、コンピューターを最後に正常動作していた時点へ復元することで問題が解決するかもしれません。
なお、システムの復元は、PCでシステム保護が有効になっているか、以前に復元ポイントを作成している場合にのみ実行できます。
- Windowsの検索ボックスに「system restore(システムの復元)」と入力し、「復元ポイントの作成」を選択します。
- 「システムの復元」ボタンを選択します。
- 「次へ」を選択して続行します。
- 最新の復元ポイントを選択し、「次へ」をクリックします。
- 「完了」を選択して、システムの復元を開始します。
復元後、Windowsは復元ポイント以降に加えられたシステムファイルや設定への変更をすべて取り消します。ただし、個人ファイルやドキュメントが削除されることはありません。管理者アカウントでサインインし、設定アプリを開いて使用できるか確認しましょう。
7. Windows 11の上書きインストール(インプレースアップグレード)を実行する
PCにインストールされたWindows 11自体に問題があると、設定アプリが開かないことがあります。通常ならWindowsを最新バージョンに更新すれば解決しますが、設定アプリにアクセスできないため、上書きインストール(インプレースアップグレード)を実行する必要があります。
インプレースアップグレードでは、Windowsの更新、破損したシステムファイルの修復、欠落ドライバーの置き換え、その他のシステム問題の修正が一度に行えます。
アップグレードを実行する前に、PCをインターネットに接続し、外付けデバイスや周辺機器はすべて取り外しておきましょう。また、Microsoftはアップグレードの干渉を防ぐため、サードパーティ製ウイルス対策ソフトをアンインストールすることを推奨しています。
- Microsoft公式サイトのWindows 11ダウンロードページにアクセスし、「Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」セクションまでスクロールします。「ダウンロードの選択」ドロップダウンメニューで「Windows 11」を選び、「ダウンロード」をクリックします。
- デバイスの言語を選択し、「確認」をクリックして続行します。
コントロールパネルの「地域」からPCの言語を確認できます。アップグレードのインストール時には、必ず同じ言語を選択してください。
- ダウンロードリンクを選択し、Windows 11ディスクイメージ(ISO)ファイルをPCに保存します。なお、ダウンロードリンクの有効期限は24時間のみなので注意してください。
- ダウンロード完了後、ISOファイルを開き、「Setup.exe」をダブルクリックします。
- 「次へ」を選択して続行します。
- ライセンス条項と契約に同意します。
- インストーラーは自動的に「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択します。確認画面にこの項目が表示されない場合は、「保持するものを変更する」を選択してください。
- 「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- 「インストール」を選択して、アップグレードを開始します。
アップグレードにかかる時間は、接続速度やPCのハードウェア構成によって異なります。アップグレード中はPCが何度か再起動し、完了するとログイン画面が表示されます。アカウントにサインインして、設定アプリが開けるかどうか確認しましょう。
上記の対処法のうち少なくとも1つは、設定アプリを復旧させる効果があるはずです。それでもWindows 11の設定アプリが開かない場合は、「ヘルプを表示」アプリを使ってMicrosoftサポートに問い合わせてください。
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