Windows 11/10でDISMエラー50を解決する方法 – 確実に使える修正手順まとめ
Windows PCの問題を修復しようとDISMコマンドを実行したところ、「DISM エラー 50」が表示されて困っていませんか?実はこのエラーには複数の原因があり、状況に応じた対処法もいくつか存在します。この記事では、Windows 11やWindows 10でDISMエラー50が発生する主な原因と、その具体的な解決策をわかりやすく解説します。
DISMエラー50が発生する原因としては、レジストリに不要なキーが残っている、現在のユーザーアカウントに問題がある、インストール済みアプリが干渉しているなどが挙げられます。順番に対処法を見ていきましょう。
原因1:Windows PE環境では「/Online」オプションが使えない
DISMエラー50が発生する最も一般的な原因は、PCがWindowsプレインストール環境(Windows PE)で起動していることです。このモードでは、Windowsは「/Online」パラメーター付きのDISMコマンドの使用を許可していません。
この場合は、Windows PEから抜けて通常どおりPCを起動し、その状態でもう一度DISMコマンドを実行すれば問題ありません。
原因2:MiniNTレジストリキーの削除
PCがWindows PEで動作していないにもかかわらず、DISMツールの実行時にエラー50が出る場合は、レジストリに「PCがWindows PE上にある」と誤認させるキーが残っている可能性があります。
その場合は、該当するキーを削除することで問題が解消されます。以下の手順で操作してください。
- Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ボックスに「regedit」と入力し、Enterキーを押します。
- ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」を選択します。
- レジストリエディターで次のパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control - 左側のサイドバーにある「MiniNT」フォルダーを右クリックし、「削除」を選択します。
- 確認画面で「はい」を選択します。
- レジストリエディターを閉じてPCを再起動します。
- 改めてDISMコマンドを実行します。
原因3:別のユーザーアカウントからDISMコマンドを実行する
それでもエラー50が続く場合は、現在のユーザーアカウント自体に問題がある可能性があります。別のユーザーアカウントからコマンドを実行してみましょう。
サブのアカウントがない場合は、新しくWindowsユーザーアカウントを作成してからログインし、DISMコマンドを実行してください。
- スタートメニューを開きます。
- ユーザーアカウントのアイコンを選択します。
- 「サインアウト」を選んで現在のアカウントからログアウトします。
- 一覧から別のアカウントを選び、ログインします。
- スタートメニューから「コマンドプロンプト」を検索し、「管理者として実行」を選択します。
- ユーザーアカウント制御のプロンプトで「はい」を選択します。
- 開いたCMDウィンドウからDISMコマンドを実行します。
原因4:クリーンブート後にDISMコマンドを実行する
ユーザーアカウントを切り替えても問題が解決しない場合は、インストール済みのアプリが原因となっている可能性があります。その際は、PCをクリーンブートしてからDISMコマンドを実行してみてください。
クリーンブートを行うと、システムは必要最低限のファイルのみを読み込みます。これにより、サードパーティ製アプリが問題の原因かどうかを特定できます。詳細な手順については、クリーンブートの専用ガイドを参照してください。
クリーンブート後にコマンドが正常に実行できた場合は、何らかのアプリが原因です。そのアプリをアンインストールしましょう。
- Windows 11の場合: 「設定」>「アプリ」>「インストールされているアプリ」を開き、対象アプリの横にある3点リーダーを選択して「アンインストール」をクリックし、確認画面でもう一度「アンインストール」を選択します。
- Windows 10の場合: 「設定」>「アプリ」を開き、一覧から対象アプリを選択して「アンインストール」をクリックし、確認画面でもう一度「アンインストール」を選択します。
問題のあるアプリを削除したらPCを再起動し、DISMコマンドを再度実行してください。
対処法5:DISMコマンドでOSドライブを指定する
DISMを正常に動作させるもうひとつの方法として、コマンド内でWindowsのインストールドライブを明示的に指定するやり方があります。これにより、エラーが解消されるケースがあります。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
- 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
wmic logicaldisk get name - 次のコマンドを入力します(Cは実際のWindowsドライブ文字に置き換えてください)。
dir C: - 「Windows」フォルダーが表示されれば、正しいドライブを選択できています。
- 続いて、次のコマンドを実行します(CはWindowsがインストールされているドライブに置き換えてください)。
DISM.exe /Image:C:\ /Cleanup-Image /Restorehealth - 最後に、システムの破損ファイルを検出・修復するため、次のコマンドを実行します。こちらもCをWindowsのインストールドライブに置き換えてください。
sfc /scannow /offbootdir=C:\ /offwindir=C:\Windows
対処法6:BIOS設定を初期化する
上記のすべてを試してもエラーが解決しない場合、最後の手段としてBIOS設定をデフォルトに戻す方法があります。この操作により、ブートディスクの順序などのカスタマイズ内容が消去され、各項目が初期値に戻る点に注意してください。
BIOOS設定のリセット方法については、専用ガイドを参考に手順を実施してください。その後PCを起動すると、DISMコマンドが正常に実行できるはずです。
まとめ:DISMエラー50の解決は思ったより簡単
DISMエラー50が発生すると、Windowsイメージの修復ができなくなり、システムファイルの破損を直せなくなってしまいます。しかし、エラーの原因は様々あるものの、本記事で紹介した方法を順番に試せば、問題を解決し、PCのトラブルシューティングを先に進められるはずです。
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