WWDC 2016で発表されたiOS 10とは?期待される新機能・対応機種・リリース時期を徹底解説
Appleは、毎年恒例の開発者向けカンファレンス「WWDC(Worldwide Developers Conference)2016」において、最新モバイルOS「iOS 10」を発表しました。前回の大型アップデートであるiOS 7から3年が経ち、iOS 10はAppleにとって大きな節目となるバージョンです。iOS 8やiOS 9のような段階的な進化にとどまらず、今回こそ大胆な変更が加えられるのではないかと注目が集まっていました。
基調講演は6月13日午前10時(太平洋時間)に開催され、例年どおり新しいiOSとOS X(macOS)の最新版がお披露目される舞台となりました。
iOS 10に期待される新機能
噂やリーク情報をもとに、iOS 10で実装が期待されていた主な機能を紹介します。これらの新機能や改善点は、同年秋に登場するiPhone 7にも活かされると見られていました。
スマートホーム統合アプリ「HomeKit」
iOS 10の目玉機能の一つが、スマートホーム向けアプリ「Home(HomeKit)」です。照明、エアコン、スマートロックなど、家の中のあらゆるスマートデバイスを一元的に管理できるようになります。操作イメージは、さまざまなヘルスケアアプリと連携してデータを集約する「ヘルスケア」アプリに近いものです。
Siri連携のiCloudボイスメール
また、AppleがSiriを活用した新しい「iCloud Voicemail」システムをテストしていることが明らかになっています。留守番電話の内容をSiriが文字起こしし、テキストとして確認できるようになる可能性があります。
写真アプリの大幅刷新とiPadのマルチユーザー対応
iOS 10では写真アプリにも大きな変更が加えられる予定でした。さらに、iPad向けには複数ユーザーでの利用をより快適にするサポートも強化される計画です。
Apple Musicのアップデート
Apple Musicにも刷新の兆しがありました。報道によると、iOS 10版のApple Musicアプリには以下の改善が含まれるとされています。
- シンプルで洗練された白黒ベースのユーザーインターフェース
- より大きく表示されるアルバムアートワーク
- 3D Touchによる新しいショートカットプレビュー
- 直感的になった楽曲シェア機能
- 歌詞表示機能の統合
開発者向けベータ版の提供
iOS 10の発表後、Appleはすぐに開発者向けベータ版を公開し、自社アプリの動作確認を行えるようにします。例年、ベータ版は発表から数時間以内に配信されるため、iOS 10ベータ版の提供開始は6月中旬になると予想されていました。
iOS 10の対応機種
正式な対応機種リストはカンファレンスで発表されますが、iOS 9が動作する端末はほぼすべてiOS 10でも動作すると見られていました。予想されていた対応機種は以下のとおりです。
- iPhone 5 / iPhone 5c / iPhone 5s / iPhone SE
- iPhone 6 / iPhone 6 Plus / iPhone 6s / iPhone 6s Plus
- iPad Pro / iPad Pro 9.7インチ
- iPad Air / iPad Air 2
- iPad(第4世代)/ iPad(第3世代)
- iPad mini 2 / iPad mini 3
- 新型iPod touch
ただし、過去のアップデートでも見られたように、Appleはサプライズが得意な企業です。このリストは最終的に変動する可能性がありました。
その他の期待される変更点
そのほかの噂では、次のような機能強化が取り沙汰されていました。
- サードパーティ製アプリとの連携に対応したカスタマイズ可能なコントロールセンター
- OS Xのダークモードに似た「ダークモード」の搭載
- iMessageの機能拡張
- 絵文字への素早いアクセス
Appleは新OSに関する情報を徹底的に秘匿することで知られているため、噂以上の機能が発表される可能性も十分にありました。
リリース時期の予想
過去の傾向から推測すると、iOS 10の正式版はiPhone 7の発売とほぼ同時期、つまり2016年9月頃にリリースされると予想されていました。
もちろん、これらはすべて現時点での噂にすぎません。今後さらに多くの情報が明らかになるはずです。Appleファンを喜ばせるための重要な変更が数多く用意されていることは間違いないでしょう。
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