AndroidのSmart Lockでスマホのロックを自動解除する方法を徹底解説
スマートフォンは、PINコード、パスワード、複雑なパターンなど、信頼できるセキュリティ手段で常に保護しておくべきです。Androidユーザーなら、さらに「Smart Lock(スマートロック)」という選択肢もあります。
指紋認証や顔認証などの生体認証は、スマホのロック解除にとても便利な方法です。しかし、Smart Lockを活用すれば、デバイスを管理するためのさらなる選択肢が手に入ります。
Smart Lockは、パスコードを入力せずにロックを解除できる追加の方法を提供し、日常の利便性を高めてくれます。本記事では、「持ち運び検知」「信頼できる場所」「信頼できるデバイス」、そしてセキュリティ面でやや劣る「Wi-Fiによるロック解除」について順番に解説します。
持ち運び検知でAndroidスマホのロックを自動解除する方法
持ち運び検知(On-body detection)は、スマホが身についていて動き続けている間、ロックを解除したままにする機能です。デバイスは持ち主と一緒にあることをセンサーで感知し、置いた瞬間に自動的にロックします。
以下の手順で設定できます。
- 設定 > ロック画面 > Smart Lock に移動し、求められたらPINまたはパスワードを入力します
- 持ち運び検知 をタップします
- 持ち運び検知を使用 をオンにして、続行 をタップします
警告にもあるように、持ち運び検知は「歩いている」と感知している間、デバイスのロックを解除したままにします。もしスマホを誰かに奪われ、その人が移動を続ければ、デバイスへのアクセスを保持されてしまう可能性がある点に注意してください。
信頼できる場所(Trusted Places)でロックを解除する方法
信頼できる場所に到着したときにスマホのロックが自動的に解除されるのは非常に便利です。ただし、その場所にいる人々も信頼できるかどうかは、事前に確認しておきましょう。
以下の手順で設定できます。
- 設定 > ロック画面 > Smart Lock に移動し、求められたらPINまたはパスワードを入力します
- 信頼できる場所 をタップします
- 信頼できる場所を追加 をタップします
- マップで目的の場所を見つけ、下のリストから選択します
- OK をタップして登録を完了します
すでに追加済みの場所をタップすると、削除、名前変更、編集 のオプションが表示されます。
また、自宅の住所がGoogleマップに登録されている場合は、その項目が自動的にリストに表示されます。該当項目をタップして この場所を有効にする を選択すれば、信頼できる場所としてすぐに利用できます。
ただし、この機能には明らかなリスクがあります。信頼できる場所にいる第三者があなたのスマホを手に取ると、そのまま全データにアクセスできてしまいます。デバイスを許可された場所から遠くへ持ち去ることはできませんが、個人情報をネット経由で好きなところへ送信することは可能です。
信頼できるデバイス(Trusted Devices)でロックを解除する方法
信頼できるデバイス機能は、スマートウォッチ、ワイヤレススピーカー、パソコンなど、許可されたBluetooth機器に接続している間、スマホのロックを解除したままにします。
以下の手順で設定できます。
- 設定 > ロック画面 > Smart Lock に移動し、求められたらPINまたはパスワードを入力します
- 信頼できるデバイス をタップします
- Bluetoothをオンにして、信頼できるデバイスを追加 をタップします
- リストからデバイスを選択するか、新しいデバイスとペア設定 をタップしてペアリングを完了させます
- 指示に従って 追加 をタップします
この機能は比較的安全な部類ですが、悪意のある人物が理論上、スマホ本体と信頼できるBluetoothデバイスの両方を乗っ取り、データへのフルアクセスを得る可能性もゼロではありません。
Wi-FiでAndroidスマホのロックを解除する方法
Wi-Fiによるロック解除は、セキュリティ面で劣る解決策です。悪意のある人物が無線ネットワークを偽装(スプーフィング)すれば、デバイスにアクセスされる恐れがあります。そのため、Googleは標準のOSにこのオプションを搭載していません。
サードパーティ製のアプリも存在しますが、そのほとんどが古いバージョンのAndroidでしか動作せず、挙動も不安定です。一般的には使用を避けるのが賢明でしょう。
スマホのロックを自動解除したい場合は、位置情報やデバイスをトリガーとする方法を使う方が安全かつ確実です。
AndroidのSmart Lockは安全なのか?
Smart Lockの使用は、まったく保護がない状態よりははるかに安全ですが、機能を有効にすることで新たなリスクも生じます。執拗な盗難者は、「信頼できる場所」などのロック解除トリガーを悪用して、デバイスやデータへのアクセスを試みるかもしれません。
とはいえ、さらに執拗な犯人なら、パスコードを無理やり聞き出したり、指紋や顔を「借用」したりすることも考えられます。それでも、相手に簡単な侵入経路を用意する必要はないはずです。
AndroidのSmart Lockを有効にするかどうか迷ったときは、「利便性とセキュリティ、どちらが自分にとって重要か?」と自問してみてください。それが最良の判断材料になります。
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